放射線物理学Ⅰ
Radiation physics
目的
放射線(能)関連用語を理解することを目的とする.
概要
放射線計測学,放射化学,放射線生物学および放射線治療学などの基礎となる現象を理解できるように講義する.
キーワード
原子核,放射線,X線と物質との相互作用
関連科目
注意
20分以上の遅刻は欠席扱いとする.
目標
1. | 各章の終了ごとに重要事項·語句の解説を求める試験を実施し,習熟度を確認する. |
計画
1. | 放射線物理学について(西原) |
2. | X線の発生 -電子と物質との相互作用-(西原) |
3. | 患者の中で起こる現象 -X線(光子)と物質との相互作用-(西原) |
4. | 放射線の定義と種類(西原) |
5. | 放射線の量と単位(西原) |
6. | 原子と電子・ボーア原子(阪間) |
7. | 原子核と放射能・崩壊(阪間) |
8. | 粒子線と物質との相互作用(阪間) |
評価
各章ごとのテスト成績の平均点に出席状況を加味して最終成績とする.原則として再試験は行わない.
教科書
講義内容のプリントを配布する.その他,文献については適宜紹介する.
(阪間担当分) 多田順一郎著,「わかりやすい放射線物理学」オーム社 <放射1年生時に購入>
連絡先
阪間(電気系実習準備室, 088-633-9862, )
- オフィスアワー: 毎週金曜日14:00∼16:00