2010年度 医科学教育部 医科学専攻 修士課程 — [選択] 1年(前期)

メディカルサイエンス基本実習

Basic practice for medical science

教授・松本 満, 教授・福井 清, 教授・木戸 博, 准教授・矢野 仁康, 教授・石村 和敬, 教授・福井 義浩, 肩書不明・佐野 壽昭, 教授・泉 啓介, 教授・佐々木 卓也, 教授・蛯名 洋介, 教授・安友 康二, 教授・玉置 俊晃, 肩書不明・森田 恭二, 教授・吉﨑 和男, 教授・谷口 寿章, 教授・板倉 光夫, 肩書不明・松本 耕三, 教授・高浜 洋介, 教授・足立 昭夫

2単位

目的

メディカルサイエンスを学ぶために必要な基本的知識と手技を分子細胞生物学,生理・生化学分野,およびゲノム科学について,実際の実験を通して学ぶ.

概要

指導教官が学生の習得している専門知識・技能や修士論文テーマ,進路希望等を勘案して,以下の3研究分野からそれぞれ1人の教官の実習を指定する.

授業方法

オムニバス方式

注意

講義の一部は e-learning 化しているので,e-learning 学習も出席として取り扱う.

計画

1.分子細胞生物学分野
  • 分子生物学の基本的な知識と手技について実習を行う.
(担当者: 福井清)
2. 〃
  • 蛋白質の構造と機能の解析法を中心に,蛋白質化学の実習を行う.
(担当者: 木戸・矢野)
3. 〃
  • 細胞レベルでの遺伝子解析法,ゲノム操作法について実習を行う.
(担当者: 塩見)
4. 〃
  • 形態学的手法を中心とした医学研究について実習を行う.
(担当者: 石村・福井義・佐野・泉)
5.生理・生化学分野
  • 生化学の基本的な知識と手技について実習を行う.
(担当者: 佐々木)
6. 〃
  • シグナル伝達に関わる分子機構の解析を中心とした実習を行う.
(担当者: 蛯名)
7. 〃
  • 細胞の増殖機構に関わるメカニズムの解析方法について実習を行う.
(担当者: 安友)
8. 〃
  • 薬理学的作用の解析手法を中心とした実習を行う.
(担当者: 玉置・森田)
9. 〃
  • 生理学的手法を中心とした医学研究について実習を行う.
(担当者: 吉崎)
10. 〃
  • 細胞周期制御に関わる分子機構の解析を中心とした実習を行う.
(担当者: 原)
11.ゲノム科学分野
  • プロテオーム解析法を中心に,蛋白質の機能解析法について実習を行う.
(担当者: 谷口)
12. 〃
  • ゲノム構造の解析法,遺伝学的解析法について実習を行う.
(担当者: 板倉)
13. 〃
  • モデル動物の解析を中心としたゲノム操作法について実習を行う.
(担当者: 松本満・松本耕)
14. 〃
  • 個体発生および組織分化のメカニズム解析のための実習を行う.
(担当者: 高濱)
15. 〃
  • 病原微生物のゲノム機能解析のための実習を行う.
(担当者: 足立)

評価

受講状況と授業内容の理解の程度に応じて評価する.再試験は行わない.

連絡先

松本(701, 088-633-7432, mitsuru@ier.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日の16:00∼18:00 (e-mail により時間調節を適宜,行ないます)