2010年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年)

口腔機能再建学実験実習

教授・東 雅之, 講師・藤澤 健司, 講師・松本 文博, 講師・桃田 幸弘, 助教・湯淺 哲也, 助教・工藤 景子, 助教・茂木 勝美

4単位

目的

口腔顎顔面領域における新規の生体材料の開発,口腔機能の回復および新規治療法の開発に関する実験指導および論文作成の指導を行う.

概要

高度に進歩する歯科臨床の現場においては,治療後の組織再建や口腔機能回復が重要な課題となっている,生体親和性を有する各種代替材料を用いた治療法の開発をはじめ,顎口腔形態・機能や歯科的侵襲に対する生体の応答性に関する新しい評価法の開発等の生じる顎口腔形態・機能異常の発症機構の解明および予防法・治療法開発に関する実験指導を行い,その成果を学術論文にまとめる方法を指導する.

注意

講義担当者の都合により,講義時間等における変更の可能性がある.本年度はe-learning学習は行わない.

計画

1-2.口腔顎顔面外科領域における実験の総括(担当者: 藤澤健司)
3.口腔顎顔面外科領域における論文抄読と作成指導(担当者: 〃)
4.口腔顎顔面外科領域における新規手術手技の開発とその評価方法(担当者: 〃)
5-7.細胞生物学的実験法(担当者: 工藤景子)
8-10.分子生物学的実験(担当者: 茂木勝美)
11-12.組織学的実験法(担当者: 舘原誠晃)
13.骨髄由来成体幹細胞を用いた骨・歯の再生(担当者: 茂木勝美)
14.iPS細胞を用いた歯の再生(担当者: 工藤景子)
15-17.動物モデルを用いた軟組織治癒実験法(担当者: 藤澤 健司)
18-19.骨折モデルを用いた硬組織治癒実験法(担当者: 〃)
20.インプラントやPRPを用いた硬組織治癒実験法(担当者: 〃)
21-22.顎関節疾患実験モデルの作製(担当者: 松本文博)
23.顎関節疾患標本作製法と顎関節滑液採取法(担当者: 〃)
24.顎関節滑液解析の現状と展望(担当者: 〃)
25.新規骨止血剤の開発に関する実験(担当者: 桃田 幸弘)
26.新規インプラント外科手術法の開発に関する実験(担当者: 〃)
27.新規生体材料の開発と動物埋入方法・実験(担当者: 湯浅 哲也)
28.新規生体材料の開発と細胞評価方法・実験(担当者: 〃)
29.動物モデルを用いた骨折治癒過程検索法(担当者: 工藤 景子)
30.上皮細胞の接着メカニズム実験法(担当者: 〃)

評価

全講義回数の2/3以上の出席を満たすこと

再評価

行わない.

連絡先

藤澤(088-633-7352, fujisawa@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

特記事項なし