2010年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(後期), 2年(後期)

口腔機能再建学実験実習

Anatomy of the Oral and Maxillofacial Region Seminar

教授・北村 清一郎, 准教授・山下 菊治, 助教・角田 佳折

2単位

概要

高度に進歩する歯科臨床の現場においては,治療後の組織再建や口腔機能回復が重要な課題となっている.生体親和性を有する各種代替材料を用いた治療法の開発をはじめ,顎口腔形態・機能や歯科的侵襲に対する生体の応答性に関する新しい評価法の開発,顎口腔形態・機能異常の発症機構の解明および予防法・治療法開発に関する実験指導を行い,その成果を学術論文にまとめる方法を指導する.

注意

毎回出席を取り,出席状況も評価の対象とする.

計画

1-15.口腔顎顔面領域の局所解剖学
  • 臨床に係る事項の中からテーマを選び,そのテーマに即して,実際に遺体を用いて頭頸部の解剖を行い,その所見をレポートにまとめる.
(担当者: 角田 佳折)
16-19. 〃
  • その所見に係る文献を渉猟し,その所見についての考察をまとめる.
(担当者: 北村 清一郎)
20. 〃
  • 得られた所見と考察を中心にプレゼンテーションを行う.
(担当者: 北村 清一郎,山下 菊治,角田 佳折)
21-27.硬組織再生機構に関する研究
  • 臨床に係る事項の中からテーマを選び,そのテーマに即して,実験を行い,その所見をレポートにまとめる.
(担当者: 山下 菊治)
28-29. 〃
  • その所見に係る文献を渉猟し,その所見についての考察をまとめる.
(担当者: 〃)
30. 〃
  • 得られた所見と考察を中心にプレゼンテーションを行う.
(担当者: 山下 菊治,北村 清一郎,角田 佳折)

評価

発表の内容で評価を行う.

再評価

成績不良の場合には再発表させる.

連絡先

北村(口腔顎顔面形態学分野教授室, 088-633-7319, kitamura@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 時間の取れる限り対応する.メールにて時間調整の上,面談して下さい.

備考

特になし.