検査管理総論
Laboratory Management
目的
病院検査部の現況と将来展望および検査業務遂行に必要な技能の習得.
概要
この講義を通して,検査室における管理について学習する 1.病院における検査部の役割 2.検査部の外部評価(サーベイ,CAP,ISO) 3.検査値の判断基準(基準値) 4.検体検査の自動化
目標
1. | 病院における検査部および臨床検査技師の役割を理解できること.検体検査における精度管理法を理解できること.検査部の管理·運営の実状を理解できること. |
計画
1. | 臨床検査で使用する化学薬品の安全管理と災害予防 (西田) |
2. | 測定値の評価(基準範囲,生理的変動幅) (西田) |
3. | 管理試料による精度管理,管理試料を用いない精度管理 (西田) |
4. | 自動化された検体搬送システムの現況 (西田) |
5. | 診療報酬の変化に伴う臨床検査分析コストの算定と業務評価 (近清) |
6. | 病院経営の変化と検査部運営,時代が求める臨床検査部運営 (近清) |
7. | 病院業務効率化と検査業務,24時間対応策と技師労働力の有効活用 (近清) |
8. | 第三者認定,CAP取得とISO15189への対応 (近清) |
9. | 検査部の組織と業務 (高松) |
10. | 検査部門の管理と運用 (高松) |
11. | 病院活動方針,病院内における検査部の活動 (中尾) |
12. | 採血室における業務,検査部内および検査部外での業務 (池亀) |
評価
小テスト,レポート,授業への取組状況などを基に総合的に評価する.
教科書
臨床検査講座 検査管理総論 第3版 (医師薬出版)
検体搬送システム学習支援システム(CD-ROM) (デジタル出版)
基準範囲学習支援システム(CD-ROM) (デジタル出版)
連絡先
西田(088-633-9060, nishida@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日 17:00∼