泌尿器科学(隣接医学B)
形態
講義
授業目的
泌尿器科学を総論と各論に分ける.総論においては,解剖・生理,症状・症候,泌尿器科的検査について概説する.各論においては,代表的疾患として,腫瘍,結石,感染,排尿障害をきたす疾患について講義する.
泌尿器科に特異的な,尿路および男性生殖器の生理機能,疾患,検査法,治療法についての理解を深めることを目標とする.
歯学部の学生にとって泌尿器科には今後接する機会が少ないと考えられるが,患者を治療する上では,腎機能障害等知っておかなければならないことも多く,基本的な知識については特に習熟して欲しい.
授業方法
講義
授業場所
水曜1時限・木曜2時限 示説室
注意事項
試験は学生便覧の歯学部規則を満たしている者に対して行う.
授業計画
回 | 大項目 | 中項目 | 内容 | 担当 |
---|---|---|---|---|
1. | 総論 | ・手術 | 尿路性器の解剖・手術 | 井崎 |
2. | 尿路結石症,尿路性器感染症 | 疫学,基礎,症候,診断,治療,症状,検査,治療,抗生物質 | 中逵 | |
3. | 小児泌尿器科 | 包茎,停留精巣,逆流性腎症 | 高橋 | |
4. | 尿路性器腫瘍 | 腎腫瘍,尿路上皮腫瘍,前立腺腫瘍,精巣腫瘍 | 福森 |
成績評価の方法
評価は筆記試験ないしはレポート提出により行う.
100点満点で60点以上のものを合格とする.
再試験
行う.
教科書,プリント,参考書
教科書: 標準泌尿器科学(小磯謙吉監修,医学書院)