生物化学4
Biochemistry 4
准教授・吉村 好之
1単位
形態
講義
目的
生体のダイナミックな情報ネットワーク機構を物質や細胞レベルで理解するために,代表的な情報伝達物質の種類,作用発現機構などに関する基本的知識を修得する.
概要
ルモン,オータコイドなど,神経伝達物質,サイトカイン・増殖因子・ケモカイン,細胞内情報伝達について学ぶ.
カリキュラム関連
薬学モデル・コアカリキュラム C9(5) に相当
注意
積極的に質問して下さい.授業中に,あるいは授業終了後でも教官室を訪ね疑問点を解決してください.生物化学は生命科学の中心ですので,自分が興味を持てるものを見出して楽しく勉強して下さい.
目標
1. | ホルモン
|
2. | オータコイドなど
|
3. | 神経伝達物質
|
4. | サイトカイン・増殖因子・ケモカイン
|
5. | 細胞内情報伝達
|
計画
1. | 細胞間シグナル,ホルモン概論, 視床下部,脳下垂体 |
2. | 甲状腺,副甲状腺 |
3. | 膵臓ホルモン |
4. | 副腎皮質ホルモン, 性腺ホルモン |
5. | 性腺ホルモン |
6. | オータコイド, リンホカイン,NO, サイトカイン |
7. | 細胞表面でのシグナル伝達の概論 |
8. | Gタンパク質共役型受容体-アデニル酸シクラーゼ |
9. | Gタンパク質共役型受容体-イオンチャンネル |
10. | Gタンパク質共役型受容体-ホスホリパーゼC |
11. | Gタンパク質共役型受容体-遺伝子転写 |
12. | TGF 受容体,サイトカイン受容体 |
13. | 受容体チロシンキナーゼ, Ras-MAPK |
14. | PI3-Kinase (AKT) 経路 |
15. | シグナル誘導性タンパク質切断を伴う経路 |
16. | 定期試験 |
評価
出席,レポート,試験で評価する.
再評価
実施する
教科書
分子細胞生物学第5版(東京化学同人)「カラー生化学 マシューズ ホルダ アハーン 著: 清水孝雄,中谷一泰,高木正道,三浦謹一郎 訳」(西村書店)「分子細胞生物学第5版 ロディッシュ他著:石浦章一 他訳」(東京化学同人)
連絡先
(研究室)薬学部・医薬品機能解析学(本館3階)
(Eメールアドレス)yosimura@ph.tokushima-u.ac.jp
(Eメールアドレス)yosimura@ph.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 講義開催曜日の 12 時-13 時