2010年度 医科学教育部 医学専攻 博士課程 — [選択] 1年(前期)

生理・薬理学入門実習

Basic practice for physiological and pharmacological research

教授・玉置 俊晃, 教授・吉﨑 和男, 教授・勢井 宏義, 肩書不明・佐野 敦子, 教授・水口 和生

2単位

形態

実習

目的

生命科学研究の基礎となる生理学・薬理学研究法を習得するように指導する.

概要

生命科学を研究する上で必要となる生理学・薬理学的研究法について,適応方法および結果の解析方法などの基本を指導する.Non-MDの大学院生については,生体内の調節機構,薬力学・薬物動態学などについても指導を行う.
(分光分析法,磁気共鳴法,電気生理学的研究法,培養細胞法,実験動物の扱い方,行動生理学・薬理学的研究法,無線による生体信号記録法,腎微小循環研究法,生体内活性酸素・フリーラジカル測定法,細胞内情報伝達研究法,臨床薬理学的研究方法など)

授業方法

オムニバス方式

注意

全ての実習に参加すること.実習のため,e-learning は利用できない.

計画

1.授業ガイダンス+実験動物の扱い方(担当者: 勢井宏義)
2.行動生理薬理学的研究法の概説(担当者: 勢井宏義・佐野敦子)
3-4.ラット脳定位固定装置の操作,慢性電極等の植込み手術の見学・実習体験(担当者: 勢井・佐野)
5-6.上皮膜輸送の測定(担当者: 吉崎和男)
7-8.磁気共鳴法(担当者: 〃)
9-10.睡眠覚醒状態,中枢作用薬の睡眠覚醒に対する効果などの記録及び解析(担当者: 勢井・佐野)
11-12.タンパク定量法(担当者: 玉置俊晃・森田恭二)
13-15.細胞損傷の研究:生存率測定法(担当者: 玉置俊晃・水口和生・森田恭二)

評価

実習のレポートにて評価する

連絡先

e-mail にて時間調節の上,面談して下さい.