病理解析学特論
histopathology and pathological technology
教授・香川 典子
2単位
目的
病気の原因と発生機序について細胞レベル,組織レベル,個体レベルの変化と関連させて理解できることを目的とする.
概要
病気の原因と発生機序について細胞レベル,組織レベル,個体レベルの変化と関連させて理解できることを目的とした講義を行う.さらに病理組織学的検索の方法として,免疫組織化学や分子生物学的手法を用いた形態学的同定法も取りあげる.
目標
1. | 病気の原因と発生機序について細胞レベル,組織レベル,個体レベルの変化と関連させて理解できることを目標とする. |
計画
1. | 肉眼変化と組織学的変化 |
2. | 組織学的変化と超微形態的変化 |
3. | 種々の細胞障害 |
4. | 炎症における細胞や組織の変化 |
5. | 修復機転における細胞や組織の変化 |
6. | 環境や栄養による細胞や組織の変化 |
7. | 感染症における細胞や組織の変化 |
8. | 代謝異常における細胞や組織の変化 |
9. | 免疫組織化学の基礎 |
10. | 免疫組織化学の応用 |
11. | 免疫組織化学における注意点 |
12. | In situ hybridization |
13. | その他の特殊技術 |
14. | 病理形態学の限界 |
15. | 将来の病理形態学 |
16. | 定期試験 |
評価
出席状況,受講態度,レポート,定期試験などを総合的に判断する.
連絡先
香川(088-633-9065, kagawa@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)