総合歯科学4
Overview in Dentistry4
1単位
形態
講義
授業目的
基礎歯科医学で学習したことを臨床歯学の基礎として統合し,臨床現場の諸問題を解決する応用力を育成する.
授業概要
生体,とくに顎顔面領域の構造とその機能の知識を統合し,各種病態における対処法を整理する.また,生体材料の特徴を理解し,疾患に応じた組織再建の方法について考察できる能力を育成する.
授業方法
講義
授業場所
12月集中講義で実施 示説室
注意事項
試験は学生便覧の歯学部規則を満たしている者に対して行う.
授業計画
回 | 項目 | 内容 | 担当 |
---|---|---|---|
1-2. | 生化学・口腔生化学 | 歯と歯周組織(核酸,タンパク質),石灰化機構,骨・軟骨,カルシウム代謝,唾液・唾液腺,歯面への付着物,代謝とその相関 | 上記担当教員 |
3-4. | 解剖学 | 頭頸部の骨・筋・脈管・神経,腺組織 口腔領域の発生,加齢 | 〃 |
5-6. | 口腔解剖学 口腔組織学 | 軟骨と骨,歯,歯周組織,唾液腺,頭頸部,顎と顎関節,発生,加齢 | 〃 |
7-8. | 生理学 口腔生理学 | 顔面の体性感覚,味覚,顎運動,咀嚼,嚥下,嘔吐,唾液,発生,加齢変化,ストレス | 〃 |
9-10. | 細菌学 口腔細菌学 | 微生物,免疫,口腔微生物 | 〃 |
11-12. | 薬理学 歯科薬理学 | 薬物療法の目的と分類,薬物の管理,用量,薬理作用の機序,薬物動態,投与方法,併用と相互作用,副作用,処方と処方箋,薬物適用上の注意 | 〃 |
13-14. | 病理学 口腔病理学 | 歯・口腔・顎・顔面疾患の病因・病態 | 〃 |
15-16. | 歯科理工学 | 材料の組成・物性,材料の用途別種類と性質,材料の取扱い技術,歯科用機械・器具 | 〃 |
成績評価の方法
試験を行う.試験方法については,担当教員を交え教務委員会で協議決定する.
100点満点で60点以上のものを合格とする.
再試験
行う.
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備考
試験を受けるためには授業時間の3分の2以上出席していなければならない.その他の要件としては,学生便覧の歯学部規則に従う.