2010年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学部課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [必修] 2年, 3年

臨床化学Ⅰ

Clinical Chemistry I

准教授・西田 敏信

1単位

目的

疾病の診断や治療などに,血液や尿中の各種成分濃度の測定が重要である.臨床化学は,主に血清中の各種成分濃度と疾病とを関連させながら,測定原理,測定方法,およびその意義などに関する知識を習得する.

概要

講義

先行科目

生化学II

注意

予習,復習をしっかり行うこと.小テストを実施する.

目標

1.定量測定に用いられる分析法が理解できること.臨床化学に用いられる測定法および測定原理が理解できること.更に,測定結果に関する生理的意義が理解できること.

計画

1.臨床化学的分析法 吸光光度法,分離分析法,酵素法など-1
2.臨床化学的分析法 吸光光度法,分離分析法,酵素法など-2
3.臨床化学的分析法 吸光光度法,分離分析法,酵素法など-3
4.無機質 Na, K, Cl, Ca, Mg, Fe, Cu, IP,HCO3など-1
5.無機質 Na, K, Cl, Ca, Mg, Fe, Cu, IP,HCO3など-2
6.無機質 Na, K, Cl, Ca, Mg, Fe, Cu, IP,HCO3など-3
7.糖質 血糖,尿糖など-1
8.糖質 血糖,尿糖など-2
9.蛋白質 総蛋白,アルブミン,蛋白分画など-1
10.蛋白質 総蛋白,アルブミン,蛋白分画など-2
11.含窒素成分 アンモニア,尿素窒素,クレアチニン,尿酸,ビリルビンなど-1
12.含窒素成分 アンモニア,尿素窒素,クレアチニン,尿酸,ビリルビンなど-2
13.含窒素成分 アンモニア,尿素窒素,クレアチニン,尿酸,ビリルビンなど-3
14.定期試験
15.定期試験の解説

評価

定期試験,小テスト,授業への取組状況などを基に総合的に評価する.

教科書

新版 臨床化学(講談社サイエンティフィック),生化学·臨床化学(デジタル出版)

参考資料

基準範囲学習支援システム(CD-ROM,デジタル出版)

連絡先

西田(088-633-9060, nishida@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 17:00∼