薬学生化学特論
Advanced Pharmaceutical Biochemistry
教授・◎土屋 浩一郎
2単位
目的
生化学的側面から病態を理解するとともに,医薬品が生体内高分子と相互作用することで薬理作用を発揮するしくみを理解する.
概要
病気を細胞レベルや分子レベルで生化学的な視点から観察することで,病態と糖質・脂質・蛋白質との関連が近年明らかにされつつある.そしてこれらの知識を活用することにより,病気の発症過程に基づきターゲット分子を選択し,特異的な薬剤の開発が行われつつある.
薬学生化学特論では,代表的な疾患における生体高分子の変化をとりあげ,それらに対する検出法ならびに医薬品による新しい治療法や,医薬品開発へのアプローチ等を講述する.
キーワード
生活習慣病発症メカニズムの解明
注意
教科書は使用せずに,その都度資料を配布して講義を行います.
計画
1. | がんの生化学1:細胞障害性抗がん剤 |
2. | がんの生化学2:細胞障害性抗がん剤 |
3. | がんの生化学3:細胞障害性抗がん剤 |
4. | がんの生化学4:分子標的薬 |
5. | がんの生化学5:分子標的薬 |
6. | がんの生化学6:分子標的薬 |
7. | がんの生化学7:抗がん剤の副作用1 |
8. | がんの生化学8:抗がん剤の副作用2 |
9. | 新規糖尿病治療薬と生化学1 |
10. | 新規糖尿病治療薬と生化学2 |
11. | 新規糖尿病治療薬と生化学3 |
12. | 新規糖尿病治療薬と生化学4 |
13. | 肥満の生化学 |
14. | 痴呆の生化学 |
15. | 遺伝子診断と治療 |
16. | レポート提出 |
評価
レポート
連絡先
土屋(薬物機能制御学講座, 088-633-7250, tsuchiya@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 随時(メール連絡にて確認必要)医薬品機能解析学授室
備考
平成22年度後期開講