2010年度 薬科学教育部 博士前期課程 — 隔年(前期)

2010年度 薬科学教育部 博士後期課程 — 隔年(前期)

薬物代謝学特論

Drug Metabolism and Therapeutics

教授・荒木 勉, 准教授・笠原 二郎

2単位

目的

脳の構造及び神経変性疾患や精神神経疾患を中心とした病態と発症機序を理解させる.次いで,薬物療法及び治療法の問題点等についての知識を修得することを目標とする.

概要

学部における知識を基礎にして,病態に関する知識を修得する.基礎理論から最新の話題までの医療現場の現状を概説後,課題研究を与える.

注意

講義中に,理解度を把握する為に,小テストを実施する場合もあります.
出席,課題テーマのレポートを重視します.

計画

1.授業ガイダンス及び中枢機能の概論
2.脳血管の役割と構造
3.水頭症の発生機序と薬物療法
4.パーキンソン病の病態と薬物療法
5.虚血性脳疾患の病態と薬物療法(1)
6.虚血性脳疾患の病態と薬物療法(2)
7.脳動脈瘤の病態と薬物療法
8.中枢神経薬理学の構造・分子基盤
9.気分障害の病態と薬物療法(1)
10.気分障害の病態と薬物療法(2)
11.統合失調症の病態と薬物療法
12.認知障害の分類・病態と治療法
13.てんかんの分類・病態と治療法
14.精神疾患の動物モデルと薬物スクリーニング
15.総復習
16.定期試験

評価

出席,受講態度,レポート及び試験で評価します. 再試験 予定無.

連絡先

荒木(連絡先未登録)
オフィスアワー: 毎週金曜日12-13時 5階 病態神経薬学分野

備考

1.平成22年度前期開講
2.講義資料は適宜配布し,参考図書も必要に応じて紹介します.