2010年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年)

顎口腔発育・社会歯科学実験実習

教授・野間 隆文, 講師・三好 圭子, 助教・堀口 大吾, 助教・武藤 太郎

4単位

目的

顎口腔領域を形成する種々の組織の発生や形成異常の分子機構を実験的に解析する原理と方法を学び,その成果を発表する方法を学習する.

概要

歯,骨,筋,神経など顎口腔領域を形成する種々の組織の発生や形成異常の分子機構が急速に解明されてきていることから,成長発育過程で生じる顎口腔形態・機能異常の発症機構の解明および予防法・治療法開発に関する実験指導を行い,その成果を学術論文にまとめる方法を指導する.

注意

指導教員とよく相談すること.

計画

1.オリエンテーション
2.実験テーマの研究
3.実験実習1;生体分子の取り扱い方,試薬,器具の取り扱い方,実験の安全な取り組み方
4.実験実習2:タンパク質,核酸,脂質,糖質の取り扱い方
5.実験実習3:RNA の抽出と定量,RT-PCR法,電気泳動法(1)
6.実験実習4: RNA の抽出と定量,RT-PCR法,電気泳動法(2)
7.実験実習5:RNA の抽出と定量,RT-PCR法,電気泳動法(3)
8.実験実習6:組織,細胞からのタンパク質の抽出と定量,SDS電気泳動法(1)
9.実験実習7:組織,細胞からのタンパク質の抽出と定量,SDS電気泳動法(2)
10.実験実習8:組織,細胞からのタンパク質の抽出と定量,SDS電気泳動法(3)
11.実験実習9:組織,細胞染色法(1)
12.実験実習10:組織,細胞染色法(2)
13.実験実習11:組織,細胞染色法(3)
14.実験実習12:組織,細胞染色法(4)
15.実験実習13:研究手法についての総括と論文作成について

評価

出席状況と課題についての実験実習内容で評価する.

再評価

行わない.

連絡先

野間(088-633-7325, ntaka@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月∼金の16:00∼18:00に研究室へ来室して下さい.

備考

特記事項なし