基礎ゼミナールⅠ
助教・折戸 玲子
2単位
目的
高校までの「先生の話を聞いて覚えて書き出して終わり」という授業から一歩踏み出し,自分自身やグループでテーマに積極的に取り組んで行くのが大学です.リサーチ,討論,まとめ,発表といった過程を経験してみることが大切です.物質や環境に関わる科学を学問として深めていく上で大切な思考の過程と姿勢とを修得することを目的とします.
概要
徳島大学総合科学部に入学して,少なくとも4年間をどのように過ごすのか?化学や環境科学について学びたい場合は,どのようなことが必要とされるのか.まずは,その概要について講義を聴くだけでなく自分自身で調べ,考え,そして自分の意見を述べたり,発表したりする機会を設ける.また,卒業後の予定·目標はどうなのか?それに向かって何をどうできるのかについても考える.
キーワード
テーマの設定,探究心,情報収集・解析力,発想力・論理的思考,問題解決能力,プレゼンテーション・コミュニケーション力
注意
毎回の出席を原則とする.
目標
1. | 適切な報告,資料の作成,プレゼンテーション,議論を行えるようになる. |
計画
1. | 自己紹介.授業の趣旨及びテーマ設定の方法 |
2. | 設定したテーマとその動機について,報告および議論 |
3. | テーマの調査の行い方,文献の調べ方,インターネットの活用法 |
4. | テーマに基づいて調査,文献講読,体験学習などを実施 |
5. | 経過報告と議論 |
6. | 中間報告会(レジメによる)のための事前指導 |
7. | レジメによる中間報告会I |
8. | レジメによる中間報告会II |
9. | 中間報告会に対する反省会 |
10. | 調査,文献講読,体験学習 |
11. | プレゼンテーションの作り方,発表,質疑応答の心構え,議論の行い方 |
12. | プレゼンテーション準備 |
13. | 最終発表会I |
14. | 最終発表会II |
15. | 統括 |
評価
授業態度を重視する.取り組み状況,報告,発表などから総合的に評価する.
再評価
無し
教科書
無し
参考資料
随時指示する
連絡先
折戸(orito@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)