基礎ゼミナールⅡ
准教授・伏見 賢一
2単位
目的
研究の方法を体験し,卒業研究および卒業後の様々な場面で必要とされる技術を習得する.研究テーマに合致した資料を検索し,資料に基づいて科学的に分析して報告する技術を習得する.
概要
テーマは自然科学,社会科学,人文科学にとらわれず,興味に基づいて設定する.そのうえで,下記のような項目を確認しながら互いに意見を出し合いながら技術を向上させる. 1. 研究とは何か. 2. 研究テーマの設定 3. 情報収集と報告のしかた 4. 報告(レジメ)の作り方,報告プレゼンの方法 5. プレゼンテーションの方法 6. 報告書の作成 7. 質問の仕方,議論の方法
キーワード
テーマの設定,質問力,プレゼンテーション力,コミュニケーション力
注意
出席は必須である.さらに,出席しているだけでは意味がない.積極的に発言し,議論をすることが重要である. また,議論と口ゲンカとは大いに異なることをよく認識すること.
目標
1. | 適切な議論,報告,プレゼンテーションができるようになること. |
計画
1. | 自己紹介.授業の趣旨説明.テーマ設定の方法. |
2. | テーマ設定について,報告および議論. |
3. | 設定したテーマについて,様々な背景を調査し,報告する. |
4. | テーマに関する調査方法を報告する. |
5. | 議論に基づいて調査,文献講読,実験を実施する. |
6. | 経過報告 |
7. | 経過報告と議論 |
8. | 中間報告会(レジメによる)のための事前指導 |
9. | レジメによる中間報告会 |
10. | 中間報告会に対する反省会 |
11. | 反省に基づく研究計画の検討 |
12. | 調査,文献講読,実験 |
13. | 経過報告 |
14. | 最終報告(プレゼンテーション)の準備 |
15. | プレゼンテーションの事前指導 |
16. | 最終報告会(プレゼンテーションによる) |
評価
出席(50%),報告(30%),中間および最終報告(20%). 出席とは出席したうえで随時報告や質問をするなど発言することを条件とする.
再評価
出席点不足の場合は再評価なし. 報告および中間報告,最終報告が不足の場合は再度提出または発表していただく.
教科書
随時指示する.