現代英語演習I (その2)
教授・森岡 芳洋
2単位
目的
英語音声学の基礎[前期]から始め,英語音韻論の初歩[後期]までを扱うことによって,英語の音体系についての理解を深めるとともに,英語の実際的音声訓練を効果的にするための 裏付けを提供することを目的としている.授業を通して,英語という個別言語の音組織は常 に日本語のそれと対比·比較されて特徴が一層明らかにされるのと同時に,一般音声学·音韻理論の中に位置づけられることになる.
概要
英語音声の理解と演習
キーワード
超分節要素,強勢,抑揚,スペクトログラム,フォルマント
注意
実技的演習が部分的に含まれるが,英語の発音を劇的に改善することを意図してはいない.むしろ,言語の音についての理解深化をめざしている.もちろん,理解に基づく発音練習が効率的になることは期待している.
目標
1. | 英語の文節音と超文節音に関わる特性を理解し,基本的聞き取りと調音ができること. |
計画
1. | 後期(超分節音素中心) |
2. | 1.導入 |
3. | 2-3.音節 |
4. | 4-5.語強勢 |
5. | 6-7.イントネーション |
6. | 8-9.音響音声学 |
7. | 10-11.聴覚音声学 |
8. | 12-13.リズム |
9. | 14-15.音韻理論等 |
10. | 16.まとめ |
評価
リポート提出等を含む平常点(30%)と期末試験(70%)により行う.
再評価
行う
教科書
教科書 佐藤寧·佐藤努共著·『現代の英語音声学』·金星堂 1997
参考書 山田恒夫,他著·『英語リスニング科学的上達法』·講談社 1998
参考書山田恒夫,他著·『英語スピーキング科学的上達法』·講談社 1999
連絡先
森岡(088-656-7122, morioka@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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