2010年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 3年(前期), 4年(前期)

2010年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 3年(前期), 4年(前期)

日本言語演習II (前期)

教授・仙波 光明

2単位

目的

中世日本語の文献資料解読を通して,日本語研究の方法を身につける.自ら調査する過程に於いて,辞書,先行研究,その他参考文献等の適切な利用方法,探索方法を学ぶ.

概要

『宇治拾遺物語』を対象とし,各説話の解読(現代語訳)を,正確に行いながら,同時に,特定の語について深く掘り下げる.受講者は,それぞれ分担の説話と,自らが設定したテーマについての調査結果を発表する.

キーワード

宇治拾遺物語集,説話,中世日本語

注意

特になし.

目標

1.大型辞書の適切な利用と評価ができるようになる.
2.古典文法の基礎的知識を活かしながら,日本語の変化に気付く.
3.先行研究を効率的に探索し,有効に利用できる.

計画

1.授業の進め方について説明し,各人の分担を決める.
2.『宇治拾遺物語集』から巻第5を順次検討してゆく.
3.『宇治拾遺物語集』巻5の,割り当てられた項目についての調査報告と議論.
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16.まとめ

評価

出席,発表,授業参加の意欲などを総合して評価する(50%).また,発表内容にもとづくレポートを合わせて評価する(50%).

再評価

なし

参考資料

各自,『宇治拾遺物語集』を用意すること.文庫本でもよい.

連絡先

仙波(2319, 088-656-7117, senba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 16時30分∼18時ほか随時.