システム管理の基礎
准教授・宇野 剛史
2単位
目的
システムとし特に情報処理システムを管理運用するための基礎知識と技術を身に付ける.特に現在必要とされるネットワーク環境下の情報処理システムに関する基礎知識と技術を扱う.
概要
情報システム(Unixネットワーク環境)の管理の基礎を学ぶ.
キーワード
情報処理システム,サーバ管理,サーバ運用,
関連科目
注意
実務的な内容が強いこの講義は情報処理機器の基礎知識を必要とします.計算機概論とプログラミング基礎演習(C言語)を受講しておいてください.情報システムにはPC-Unix(Linux)を用います.平行で開講か,続いて開講のネットワーク論やデータベース基礎論,ネットワーク最適化論で役立つ実際の経験ともなります.受講者が多くPCを用いての演習に無理がある場合は講義内容を変更する場合があります.
目標
1. | Unix OS に近い環境を持ち,現在注目されるOSである最新のLinuxを用い,ユーザ管理,DNSやMailサービス環境が構築でき,その環境を維持·管理する基礎知識と技術を身につける. |
計画
1. | システム理解のための基礎認識 |
2. | システム導入実習I(Windows) |
3. | システム導入実習II(PC Unixの現状) |
4. | システム導入実習III(PC Unixのインストール) |
5. | システム設定実習I(PC Unixの基礎) |
6. | システム設定実習II(PC Unixの利用) |
7. | システム設定実習III(PC Unixの環境設定) |
8. | システム管理実習I(DNSの導入) |
9. | システム管理実習II(DNSの設定) |
10. | システム管理実習I(DNSの管理) |
11. | システム管理実習II(httpサーバーの起動) |
12. | システム管理実習III(smtpサーバーの起動) |
13. | システムセキュリティー実習I(UnixのShell) |
14. | システムセキュリティー実習II(情報管理) |
15. | システム保守実習(トラブル対策) |
評価
実習·実験を重視する.特にサーバの起動·設定等し,それが出来たかどうかや実習中の取り組み姿勢などを平常点として加味する.従い期末試験による成績評価は行わない.
再評価
実習が中心であり行わない.
教科書
ソーテック社,Fedora(フェドラ)11で作る最強の自宅サーバー(変更の可能性あり)
連絡先
宇野(総合科学部1号棟2S08室, 088-656-7294, uno@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (前期) 月∼金 9:30∼17:00 宇野研究室(総合科学部1号館2階)