ヨーロッパ史特論II
准教授・長井 伸仁
2単位
目的
19 ・20世紀フランスの宗教と宗教的現象について考察する.
概要
宗教は,近代化が進むにつれて衰退・消滅に向かうわけでは必ずしもない.むしろ,その位置づけや変容をみることで,近代史をより深く理解することが可能になると考えられる.講義では,宗教を中心に据えてフランス近世・近代史をたどり直してみたい.
キーワード
史学
先行科目
目標
1. | 近現代フランスの政治・社会の基本的な特徴を理解すること |
計画
1. | 問題の所在 |
2. | 宗教改革 |
3. | 啓蒙思想 |
4. | フランス革命と宗教 |
5. | 19世紀の諸体制と宗教 |
6. | 政教分離 |
7. | 宗教の変容 |
評価
平常点(授業への取り組みなど)と期末テストもしくはレポートの得点をもとに評価する.
再評価
なし
教科書
【参考書】谷川稔,渡辺和行編『近代フランスの歴史』ミネルヴァ書房,2006年
連絡先
長井(3116-2, )
- オフィスアワー: 月曜11時50分-12時50分
備考
この授業は隔年開講であり,平成22年度は開講する.