2010年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 学部課程 — 3年(前期)

2010年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学部課程 — 3年(前期)

実用ドイツ語演習III(その1)

目的

この授業では,「実用ドイツ語演習I」の後を受けて,特に「書く」「話す」という発信能力の養成に重点を置きます.一通りの文法知識に基づいて基本的なドイツ語を理解し,簡単なドイツ語の文を書き,簡単なドイツ語を話す能力を身につけることを目指します. しかし,話すことができるためには聞き取る力が必要ですし,作文の力を身につけるにはドイツ語文をたくさん読むことも必要です.

概要

実用ドイツ語演習III」前期分の後を受けて,毎週一つのテーマ(買い物,天気,仕事,健康,マスメディア,旅行等々)を選び,それに関する語彙を身につけた後,ドイツ語による会話と作文(手紙や日記を含む)の練習を行います.作文については,家庭学習用の課題を出し,授業時に提出してもらう場合もあります.毎週のテーマと関係している専門用語を学び会話練習し,ドイツ語の能力アップを目指す.

注意

欧米言語,国際文化のいずれかのコースに所属し,「実用ドイツ語演習」をメインに履修する学生は,IIIと並行してIIを受講しなければなりません.しかしそれ以外の学生は,「実用ドイツ語演習I」を4単位履修済みであることを条件に,2単位毎に個別に受講することもできます. また,この授業は,「ドイツ語検定試験」を受験したい学生にも適しています.

目標

1.一通りの文法知識に基づいて簡単なドイツ語文を書き,また簡単なドイツ語を使って意思表示や意見交換をする能力を習得すること.

計画

1.オリエンテーション,外国語の学び方につぃて,辞書などの使い方
2.挨拶,自己紹介,記憶ゲーム
3.趣味,余暇の過ごし方, 道楽,遊び
4.住宅状況,学生の生活
5.曜日,月,季節,祭りと祝日
6.天候と関係ある表現,天気予報
7.食事,飲み物,ドイツ料理
8.レストランにて,ビール,ワインの品種と選び方
9.買い物する,服,流行
10.過去の話,現在完了系
11.休み,旅行,未来系
12.ホテルで,道案内
13.駅,空港,時刻表の読み方
14.手紙,葉書の書き方
15.纏めと質疑応答
16.ドイツ,オーストリア,スイスの観光名所

評価

授業中の口頭発表や提出物(作文課題)などについて総合的に評価します.

再評価

行う場合もあります.

教科書

特定の教科書は用いません.教材や資料は授業時に配付します.

連絡先

ヘルベルト(088-656-7145, wolf@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 16.15h-17.30h

備考

ドイツ語,本気の人歓迎.一緒に楽しく勉強しましょう.