2010年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 2年(後期)

2010年度 総合科学部 人間社会学科 地域システムコース 学部課程 — 2年(後期)

家族社会学研究

准教授・樫田 美雄

2単位

目的

家族をめぐる近年の状況を批判的に読み解く力を養うこと.

概要

家族社会学の講義である.現代の家族に関する興味深いトピックをとりあげて,社会学的に解説する.講義を通して,個々の受講生が自分の家族観を相対化していく作業を行うことを期待している.

キーワード

家族,子ども,アジア,社会学

注意

毎回出席をとります.3分の1以上の欠席は「不可」になるので注意してください.

目標

1.家族についての社会学の基礎的な知識を習得する.

計画

1.オリエンテーション Ⅰ 近代家族の誕生と変容 <子ども>の誕生
2.Ⅰ 近代家族の誕生と変容 ― <母親>の誕生
3.Ⅰ 近代家族の誕生と変容 ― <子ども>の終焉?
4.Ⅰ 近代家族の誕生と変容 ― 家族の私事化・個人化,主観化
5.Ⅱ 家族と「問題」 ― 病巣としての家族 (アダルトチルドレン,共依存)
6.Ⅱ 家族と「問題」 ― 家族ストレス論
7.家族と「問題」 ― 日本で婚外子はなぜ少ないか?
8.Ⅲ 家族と「問題」 ― 生殖補助技術と家族
9.家族と「問題」 ― 家庭科教科書問題
10.家族と「問題」 ― 家族の養育機能は低下しているのか?
11.Ⅳ 労働としての家族相互作用 ― 家事労働と感情労働
12.Ⅴ 演技としての家族相互作用 ― 表層演技と深層演技
13.Ⅵ アジアの家族主義 ― 福祉機能としての家族(日本の公的介護保険の誕生と変容
14.Ⅵ アジアの家族主義 ― 福祉機能としての家族(国際結婚と海外出稼ぎ)
15.まとめ

評価

リアクションペーパー(出席点を含む)と学期末のレポート.

再評価

おこなわない

教科書

教科書指定なし.参考書として『21世紀アジア家族』(落合恵美子・上野加代子編,明石書店).詳しい文献情報は毎回のレジメに記載.

連絡先

樫田(工学部キャンパスSVBL棟3階プロジェクト研究室1に常駐.1号館南棟1階1S19 はときどき., 088-656-9512, HCB00537@nifty.ne(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日_14:00から15:00

備考

平成20年度は開かず.平成19年度,21年度,23年度に開講予定(隔年開講).