2010年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース 心理学サブコース 学部課程 — 3年(後期)

2010年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース ウェルネス行動科学サブコース 学部課程

青年期発達論

教授・山本 真由美

2単位

目的

青年期は不思議な時代です.また,青年期は時代を映す鏡とも言われます.それはなぜでしょうか.青年期の諸事情と社会との関連について考えることを目的とします.

概要

青年期の心理について学びながら自らの問題として捉え,考えていきましょう.

キーワード

生涯発達,家族,地域社会

関連科目

青少年問題研究II,ジェンダー研究

注意

自らの問題として主体的に学ぶ姿勢を期待します.2週に1回テーマを出します.受講生はグループを作り,そのテーマについて話し合ったり,ロールプレイを実施したりします.

目標

1.青年期心理学の理論を理解し,説明できる.
2.青年期の特徴を説明できる.
3.青年期の特徴を理解し,対応法を考える.

計画

1.ガイダンス
2.1.青年期とは
3.2.青年期を理解するための理論(1)生理学的視点
4.青年期を理解するための理論(2)精神分析的・心理社会的視点
5.青年期を理解するための理論(3)認知的・社会認知的視点
6.青年期を理解するための理論(4)社会文化的視点
7.3.青年期の思考特徴 自己中心性
8.4.青年期の恋愛と結婚
9.話合いとロールプレイ
10.5.青年期の職業観「と就職活動
11.話合いとロールプレイ
12.6.青年期の病理
13.話合いとロールプレイ
14.全体討論
15.試験
16.総括

評価

ミニッツペーパ(30%),レポート(50%),討論への参加状況(20%)を勘案し,総合的に判断する.

再評価

なし

教科書

使用しない.担当者がその都度配布もしくは紹介する.

連絡先

山本(3s06, 088-656-7192, yamamoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日昼休み