地域科学特別演習Ⅰ
教授・小山 保夫
8単位
目的
修士論文の作成の指導を行う.学生は論文を書く機会が少ないことから,複数回,論文形式のタームペーパーを課し,内容に見込みのある場合はペーパーを投稿論文の水準にまで高めるトレーニングを行う.あわせて,研究成果の発表方法(魅力あるパワーポイントスライドやレジメの作成方法,口頭報告の方法)も習得させる.
概要
基本的にはトムソン・ロイターデータベースに収載されている学術誌に掲載される「筆頭著者論文」の作成を指導する.先行研究のデータを効率的に把握し解釈する.論文の成否を分ける魅力あるテーマ設定と章立て行う.論文執筆の一連の過程において,先行研究を踏まえた独自の視点,方法論の適切さ,結論の説得性などに常に留意できるようになる.
目標
1. | 筆頭著者論文が学術誌に受理されるだけの力を付ける. |
計画
1. | 研究課題の設定 |
2. | 研究課題に関する先行研究の調査 |
3. | 理論と方法論の選択(質的調査あるいは量的調査) |
4. | 論文の章立て(実験計画) |
5. | 実験と結果の文章化および図表化 |
6. | 〃 |
7. | 〃 |
8. | 〃 |
9. | 〃 |
10. | 論文形式へ文章化 |
11. | 投稿規定に合わせた論文化 |
12. | オンライン投稿(査読期間は計画1に戻り,次の研究へ) |
13. | 査読者コメントに対する回答作成 |
14. | 再投稿 |
15. | 掲載論文の学会発表 |
評価
トムソン・ロイターデータベース収載の学術誌への論文掲載を評価基準とする.
再評価
なし.
URL
https://web.ait230.tokushima-u.ac.jp/cgi-bin/edb_browse?ACT=BROWSE&XN=article&CLASSIFY=REF=60453&CLASSIFY=article.kind=10443
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