2010年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 地域創生分野 — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2010年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 環境共生分野 — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2010年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(文系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2010年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

地域科学特別演習Ⅰ

准教授・三浦 哉

8単位

目的

本授業の到達目標は,健康・スポーツ科学の視点から,現在の社会的諸問題の解決につながる研究課題を設定し,課題解決のための研究計画の策定,実験の遂行,データ分析,結果の解釈などを通じて論理的に知見を考察し,問題点を把握する能力をそれぞれ養うことである.そのために,「健康」,「体力」,「スポーツ」,「身体活動・運動」をキーワードとして,「健康・スポーツに関連する諸問題の解決」をテーマに運動生理学的な手法を用いて検討する.

概要

修士論文作成に必要となるそれぞれの分野の専門知識や研究方法を教育すると共に,現代社会の諸課題に対応しうる知の創生を目指した総合的・学際的な研究手法を身につけさせる.なお,本授業では,健康・スポーツ科学に関連する諸問題を解決するために以下の項目を実施する.①国内外の研究論文のレビュー ②新規性のある課題の設定 ③適切な課題解決の手法の選択 ④実験の遂行 ⑤データ分析・解析 ⑥データの考察 ⑦研究論文の作成 ⑧研究成果のプレゼンテーション

キーワード

健康,身体機能,身体活動

目標

1.先行研究を参考に,魅力ある研究テーマを設定する.また,独自の視点,適切な測定方法,結論の説得性などに留意できるようになる.

計画

1.課題設定:健康に関連する研究論文のレビュー
2.課題設定:身体活動に関する研究論文のレビュー
3.課題設定:問題点を提起し,研究課題を設定
4.研究方法の設定:研究手法を決定し,方法を習得
5.研究方法の設定:解析方法を習得
6.実験の遂行:安全面を配慮し,実験を遂行
7. 〃
8.実験の遂行:実験データの分析
9. 〃
10.中間発表:途中経過のプレゼンテーション
11.データ解釈:得られた研究結果を他の研究結果と関連させながら考察
12. 〃
13.論文執筆
14. 〃
15.研究発表
16.総括

評価

成績評価は研究論文作成を通じた取り組み姿勢,研究内容,プレゼンテーションなどから総合的に評価する.

再評価

原則として行わない.

教科書

関連の文献,資料等を随時配布する.

連絡先

三浦(3122, 088-656-7288, hajime-m@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)