地域創生メディア特論
目的
技術主導ではなく人間主体のメディアとは,どのようにあるべきかを技術的側面,文化的側面,社会的側面から探求する.
概要
1.コミュニケーションにおける文脈の重要性を確認し,CSCW(コンピューターに支援された共同作業)の現況を考察する. 2.ヒトが感じるリアリティがどのように構築され得るのかを考査し,VR(バーチャルリアリティ)の潜在的可能性について探る. 3.アートの歴史に於けるメディアの役割を概観し,現代芸術の中でのメディアの位置付けを考察する.
キーワード
メディア環境,エスノメソドロジー,CSCW
注意
この授業は隔年開講科目である.21年度は開講せず.
目標
1. | メディアについて多角的に,批判的に評価できるようになる. |
計画
1. | ガイダンス |
2. | 実践的エスノメソドロジー入門 |
3. | ビデオエスノグラフィーとは何か |
4. | 会話の分析=重なり・沈黙・呼応= |
5. | 社会的なものとしてのコミュニケーション |
6. | バーチャルリアリティと仮想現実 |
7. | バーチャルリアリティのリアリティ |
8. | バーチャルリアリティを構築する技術 |
9. | バーチャルリアリティの適用事例 |
10. | バーチャルリアリティの可能性 |
11. | テクノロジーとアート1 芸術に向かって |
12. | テクノロジーとアート2 技術に向かって |
13. | 表象表現とメディア1 メディアについての表現 |
14. | 表象表現とメディア2 ニューメディアを使用した表現 |
15. | 総括 |
16. | 試験 |
評価
授業貢献および試験
再評価
実施せず.
教科書
山崎 敬一編2004『実践エスノメソドロジー入門』有斐閣
好井 裕明・串田 秀也編『エスノメソドロジーを学ぶ人のために』世界思想社2010
参考資料
授業において適宜指示
連絡先
掛井(マルチメディアB棟206, 088-656-7166, kakei@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜5・6,樫田は火曜日14:00-15:00SVBL棟3階プロジェクト研究室
備考
1. | (樫田のオフィスアワーは)火曜日 14時∼15時の予定(面談申込書あり,樫田研ドアに掲出) |
2. | ★12月4日(土)午後に,ユニバーサルデザイン映画会を ,本講義の一部として実施.受講生はこの日の予定を空けておくこと. |