2010年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

英語 / 基盤英語

English / Basic English

平成19年度以前の授業科目:『基盤英語』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『基盤英語 / 基盤英語』

助教・福田, スティーブ・利久

1単位

 水(1.2) 総科(総科全1年)

授業のタイプ

その他

授業の目的

当講義の目的は効果的の自律学習ができるようになることである.長年勉強してきた英語を好きか嫌いか関係なく,今まで使ってきたエネルギーを無駄にしないよう,大学で有効的に英語を勉強して行くには,効果的な自律学習ができるようにならなければならない.

授業の概要

徳島大学の「学びのファーストステップ」に,「基盤形成科目」は基本的な思考法や言語運用能力などを身に付つけ,自律的学習の基盤を形成することを述べています.その中,「基盤英語」には大学での英語の学び方を身に付ける目的が書かれている.英語学習に終わりはないことを念頭に置いて,授業外・講義終了後でも,学習を続けられるモチベーションや自信を本講義で身につけたい.多くの学生は今まで試験のためや教員が決めた目標をモチベーションに頑張ってきた.これからは「自分のため」のモチベーションに気持ちを変えたい.いきなり「個人の目標」と言っても難しいかもしれないので,講義の前半は数多くのコミュニケーション活動と英語学習のレクチャーを通し,徐々に教員中心の授業から学生中心の授業に持っていきたい.前半に英語の練習とともに英語学習に対する自信・学習テーマを,教員と学習カウンセリングと共に段階的に決め,進めていく.後半は学生個人が決めたテーマ(例えば:Speaking, Writing, 英検等)で自律学習を試行錯誤を繰り返しながら進みたい.

受講者へのメッセージ

シラバスを曖昧と感じるかもしれないが内容も場合によって変わることがある.授業は学生のレベル・興味・関心に合わせるため,また,学生と会う前に授業の内容を完全に決めることは無意味であるため,あえて明確に記載していない.

到達目標

1.a) 短期的目的: ①英語を使う練習 (継続は力なり) ②英語学習のためのスキルを知る (グループ学習やコミュニケーション) ③自分にあった効果的な学習法を知る b) 長期的目的: ④英語に対する自信・やる気・自主性の向上 ⑤生涯学習につながる英語学習スキル

授業の計画

1.英語学習の固定観念を捨てよう!・コミュニケーション活動
2.英語で「できる・できない」ことを考える・コミュニケーション活動
3.英語学習の将来像を考える・コミュニケーション活動
4.学習スタイルを探ろう・コミュニケーション活動
5.これからの学習をブレインストーム・コミュニケーション活動
6.学習プランを作成・コミュニケーション活動
7.学習プランにあった教材の紹介と選択
8.学習プランを実行・学習カウンセリング
9. 〃
10. 〃
11. 〃
12. 〃
13. 〃
14. 〃
15.学習プランの振り返り評価
16.まとめ・振り返り

成績評価の方法

主に学習プラン・目標と自分で決めた最終評価法(例:レポート・試験・プレゼン・ポートフォリオ等)になる.詳しくは第1回の講義で提示する. 仮評価:40%は学習プランとその評価 30%は宿題(第1回∼7回) 30%は授業参加評価

再試験の有無

教科書

前もって買う必要はない.後に,個人学習プランにより,必要に応じて買う

参考書

マルカム S.ノールズ(著)渡辺洋子(翻訳)2005年 学習者と教育者のための自己主導型学習ガイドーともに創る学習のすすめ 明石書店 ISBN:475032163X

連絡先

福田(3号館3階3S11, 088-656-8480, steve@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: Students can come anytime for questions and comments. Just make an appointment by e-mail.