2010年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

英語 / 基盤英語

English / Basic English

平成19年度以前の授業科目:『基盤英語』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『基盤英語 / 基盤英語』

教授・宮崎 隆義

1単位

 木(1.2) 総科(総科全1年)

授業のタイプ

総合英語, Listening中心, TOEIC等の準備

授業の目的

外国語の理解と習得は,今や国際的な交流や相互の理解に不可欠なことは言うまでもないが,言葉は単なるコミュニケーションのための道具ではない.言葉は,それを使う人々の考え方や文化の基礎を成すものであって,言葉を理解することは,その言葉を使う人々が,外界の事象をどのように捉えているかを理解することであり,その人々の考え方や文化を理解することに通ずる.大学入学時までの力を確認しつつ,大学において必要な基盤となる英語の力をつけることを目的とするが,同時に英語という言葉をじっくりと味わうことによって,英語を使う人々の考え方やその文化も理解したい.

授業の概要

大学における英語力習得の基盤となるよう,TOEIC等の資格試験の準備学習を交えつつ,英語の文章を読み書くことを通して英語の構造に目を向けながら,英語の力を総合的に高める.

キーワード

TOEIC,英語の構造,総合英語,ライティング

受講者へのメッセージ

日々の積み重ねを重視してください.

到達目標

1.英語の構造を主にライティングを通して概括的に理解する.
2.英語の4技能を伸ばすための基盤を作る.

授業の計画

1.Lesson 1: Multilingual Japan
2.Lesson 2: The Ainu language Is Forever
3.Lesson 3: A British Boy Growing Up in Japan
4.Lesson 4: Signs Written in Multiple Languages
5.Lesson 5: Brazilian Children at a Disadvantage
6.Lesson 6: Foreign-language Education in Japan
7.Lesson 7: A Theme Park for a Multilingual World
8.Lesson 8: Language Support for Foreign Residents in Yao
9.Lesson 9: Osakorean Town
10.Lesson 10: Cross-cultural Marriage in Japan: Fact and Fiction
11.Lesson 11, 12: International Schools in Kobe; A Multilingual Radio Station
12.Lesson 13: Nurses from Indonesia
13.Lesson 14: Foreign Residents and Their Children in Fukuyama
14.Lesson 15: Okinawan: An Endangered Language?
15.Final Exam(期末試験)
16.Overview (総括)

成績評価の方法

授業への取り組み状況,小テスト,期末試験の結果等を総合的に判断し単位認定の評価とする.

再試験の有無

有り

教科書

キャロリン・ライト,コリン・スロス,他. 『他文化社会日本の道しるべ』. 南雲堂, 1785円

参考書

参考書等については適宜紹介し,他にプリント等も用意する.

連絡先

宮崎(総合科学部1号館3階北棟 3309, 656-7131, miyazaki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火・木曜日12時∼13時