自然と技術 / 遺伝と進化
Science and Technology / Genetics and Evolution
平成19年度以前の授業科目:『自然と技術』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『自然と技術 / 遺伝と進化』
教授・松尾 義則
2単位
木(3.4) 全授業のタイプ
講義
授業の目的
生物の進化のしくみを理解することは自然を理解するのに重要である.生物多様性ともかかわりがあるため,現代の社会がかかえる問題とも密接に関係している分野である.この講義では,遺伝と進化の関係,進化学の歴史,ヒトの進化についての解説と紹介をする.
授業の概要
生物の進化のしくみを理解するためには,遺伝の知識が重要であり,まずそのかかわりを説明し,進化の考え方の歴史やヒトの進化については詳しく紹介する.
キーワード
遺伝学,進化,集団遺伝
到達目標
1. | 遺伝学と進化のかかわりが理解でき,生物の進化に興味がわくようになる. |
授業の計画
1. | 進化学と遺伝学1 |
2. | 進化学と遺伝学2 |
3. | 分子生物学の起源1 |
4. | 分子生物学の起源2 |
5. | 進化の証拠1 |
6. | 進化の証拠2 |
7. | 生命の起源1 |
8. | 生命の起源2 |
9. | 全生物の共通祖先と全生物の系統樹1 |
10. | 全生物の共通祖先と全生物の系統樹2 |
11. | ヒトの進化史1 |
12. | ヒトの進化史2 |
13. | 人類進化の現在の問題1 |
14. | 人類進化の現在の問題2 |
15. | 期末テスト |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
試験とレポート(90%)および授業への取り組み状況(10%)
再試験の有無
有
教科書
教科書:購入指定ではないが,「進化:メディカルサイエンスインターナショナル 監訳 宮田・星山」に沿っておこなう.
参考書
「分子進化のほぼ中立説」ブルーバックス 太田朋子著
連絡先
松尾(適応進化学研究室, 656-7270, matsuo@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 特に指定なし