2010年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

情報科学 / 情報科学入門

Information Science / Introduction to Information Science

平成19年度以前の授業科目:『情報科学』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『情報科学 / 情報科学入門』

四国大学 准教授・鈴木 雄一郎

2単位

 木(1.2) 工((建A)1年)

授業の目的

コンピュータ,特にパーソナルコンピュータ(PC)においては,既に理工系で扱う複雑な科学技術計算だけでなく,日常の大学生活でも必要不可欠なツールとなっている.また今日の社会では,PCを利用した基礎的能力(リテラシー)を前提に,手続きや報告が行われるように進められている.本講義ではPCの初心者を対象にPCの基本的な操作方法,一般的なアプリケーション•ソフトの操作方法,インターネットを活用した情報処理といったものを習得する.つまり大学生活や社会生活の中で当然,必要となる「情報リテラシー」を身につけることを目的とする. この講義では,高校の教科「情報」で学んだPCの操作を習得することに加え,PCを効果的に利用して自分の意見や考えをアウトプットできるようになることを目指します.

授業の概要

社会での普及率が高いMicrosoft Windowsを基に,やはりアプリケーションとして普及率の高いMicrosoft Officeを中心,にPCのオペレーションを身につける.またOfficeのアプリケーションと連携して,インターネットを利用した操作も同に身につける.基本的なアプリケーションとネットワークに関する知識と操作を身につけ,情報を活用するための基礎 を準備する.

キーワード

情報リテラシー,インターネット,情報検索,プレゼンテーション,オフィス・ツール

受講者へのメッセージ

初心者を対象としての講座になります.まったくの初心者であっても恐れる必要はありません.学業・研究・社会活動のためにPCを自在に扱えるようになることを期待します.

到達目標

1.現代社会において必須の情報技術であるネットワーク•パーソナルコンピュータの基礎的な利用•応用技術を身につける.

授業の計画

1.ガイダンス パソコンと Windows XP の基礎 (1)
2.パソコンと Windows XP の基礎 (2)
3.ワープロソフト Microsoft Wordの利用法(1)
4.ワープロソフト Microsoft Wordの利用法(2)
5.ワープロソフト Microsoft Wordの利用法(3)
6.インターネットの基礎(1)(WWWブラウザの利用法)
7.インターネットの基礎(2)(電子メールの利用法)
8.インターネットの基礎(3)(ネチケットについて)
9.表計算ソフト Microsoft Excelの利用法(1)
10.表計算ソフト Microsoft Excelの利用法(2)
11.表計算ソフト Microsoft Excelの利用法(3)
12.プレゼンテーションソフト Microsoft PowerPointの利用法(1)
13.プレゼンテーションソフト Microsoft PowerPointの利用法(2)
14.プレゼンテーションソフト Microsoft PowerPointの利用法(3)
15.期末試験
16.総括授業

成績評価の方法

授業中に出す課題(40%),学期末試験(30%),および授業への取り組み状況(30%)等を元に総合的に評価する(ただし,評価割合の目安は括弧内パーセントである).

再試験の有無

教科書

『情報科学入門 ―ソフト操作編―』 学術図書出版 2000円

連絡先

鈴木(連絡先未登録)
オフィスアワー: suzuki@keiei.shikoku-u.ac.jp