2010年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(前期)

生活と社会 / 財政制度入門

Living and Society / Introduction to Public Finance

平成19年度以前の授業科目:『生活と社会』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / 財政制度入門』

准教授・石田 和之

2単位

 月(3.4) 全

授業のタイプ

講義

授業の目的

財政制度の意味や目的を理解する.

授業の概要

この講義では,財政の中心的な存在である税をテーマとして取り上げ,とくに「地方税」についての解説を行う.各税目の趣旨や性格,位置つ``けを説明し,合わせて地方税制を体系的に理解するための知識を提供する.さらに,近年の地方分権改革や行財政改革におけるトピックとの関連で,地方税の改革に関する考え方を紹介する.

キーワード

地方税,政策税制,受益と負担,税源の偏在,課税自主権

到達目標

1.地方税制の基礎的な理解を得る.
2.地方分権改革や行財政改革の意味を理解する.

授業の計画

1.税の基本的性格
2.地方税体系と地方税原則
3.地方税のあゆみ
4.基幹税(1)住民税
5.基幹税(2)事業税
6.基幹税(3)固定資産税
7.基幹税(4)地方消費税
8.中間試験(または中間レポート)
9.目的税(特定財源)
10.法定外税
11.トピック(1)政策税制
12.トピック(2)課税自主権
13.トピック(3)受益と負担
14.トピック(4)財源の偏在
15.期末試験
16.総括

成績評価の方法

授業への取組み(20%),中間試験(または中間レポート)(30%),定期試験(または期末レポート)(50%)

再試験の有無

教科書

無(適宜,授業中に資料を配布する).

参考書

連絡先

石田(2206, 0886567169, k-ishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)