2010年度 徳島大学 共通教育 大学入門科目群 — 毎年(前期)

大学入門講座 / 大学入門講座(総合科学部)

Introduction to University Education / Introduction to University Education

平成19年度以前の授業科目:『大学入門講座』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『大学入門講座 / 大学入門講座(総合科学部)』

教務委員会委員, 学生委員会委員

1単位

 集中 総科(総科全1年)

授業の目的

大学で学ぶ意味は何でしょうか.これを自ら探るには,大学生活全体を通じて自律的な学びの姿勢を確立していく必要があります.今後の大学での学びを確かなものにするために,高校までと異なった学習の姿勢や方法の概略,自律的な大学生活を送る方策の概略を把握することを目的とします.

授業の概要

この大学入門講座は,二つの柱によって構成されています.①自律的で安定した社会生活を送るために知らなければならないこと.②大学での学びを確かなものにするために,高校までの授業とは異なる「教わる授業から自ら学ぶ授業」という学習の姿勢や方法を身につけるための準備.前者に関しては,新たな生活で不注意が招く事故や陥りやすい罠などを意識においた生活態度を身につけること.後者では,学部,学科のカリキュラムを説明し,学生がその内容を理解した上で自ら時間割を組めるよう指導します.その他,大学生活に馴れるための大学内の施設や図書館の説明,生活相談,時間割作成などの説明や,快適な大学生活を送るための心構えなど盛りだくさんの内容を含みます.各講義は,そのテーマに応じて適切な授業方法で行われます.

受講者へのメッセージ

この授業は,入学式後のオリエンテーション期間に人間文化学科,社会創生学科及び総合理数学科の学生に対して,それぞれの学科に所属している学生·教員が合同で行います.

到達目標

1.高校の授業とは異なる学習姿勢や学習方法の概要,問題点を理解し,大学の授業に順応する準備をする.
2.大学の設備や図書館を活用できるようになり,快適な大学生活を過ごすための情報を得る.
3.安定した社会生活を送るために注意しなければならないことを学ぶ.

授業の計画

1.安定した社会生活を送るために必要な注意
2.「学ぶ意味」,「大学で学ぶとは」「大学を使いこなす」.
3.(人)「読むこと・話すこと・人と向きある」,(社)「地域や社会とつながるには」,(理)「調べること・自然と向き合う」
4.「大学生活の設計1」,
5.「大学生活の設計2」
6.実践,自分の学習計画を作ろう.
7.「心の健康・からだの健康」「大学を使いこなす-図書館・情報・学習支援-」
8.「大学の次に来るもの」

成績評価の方法

授業への参加の姿勢と到達目標の達成度により評価し,単位を認定します.

再試験の有無

無(欠席等の場合は,課題のレポートを課す)

教科書

参考書は使いません.話題に対応して必要に応じてプリント等を配布します.

連絡先

伊藤(総合科学部1号館1220, 088-656-7219, mas-ito@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 1. 火曜日12:00-12:45 ,2.月曜日 16:30-17:30