2010年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

中国語 / 中国語入門

Chinese / Introductory Chinese

平成19年度以前の授業科目:『中国語入門』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『中国語入門 / 中国語入門』

准教授・田中 智行

1単位

 月(5.6) 総科((総科A)1年)

授業の目的

「普通話」と呼ばれる現代標準中国語を学ぶことを目的とします.現在,世界の約5分の1の人々が中国語を使用しています.中国語には多くの方言がありますが,「普通話」は中国国内のみならず世界各地の華人社会の共通語であり,国連の公用語のひとつともなっています.国際的舞台で大変役立つ言語です.

授業の概要

中国語で使われている文字は漢字ですがその漢字の読み方を示すものは「ピンイン」と呼ばれ,ローマ字で表記され,その特異なイントネーションは「声調」と呼ばれ「四声」で表記されます.「ピンイン」と「声調」を習得することが中国語(1)の第一の目標です.ピンインと声調は繰り返し発音し,体で覚えましょう. 次に基本文型を学びます.文法を理解し,少しずつ語彙を増やし,簡単な日常会話もできるようになるでしょう. 上記の目標を達成するため,週二回の授業を二人の教員が分担して授業を進めます.

受講者へのメッセージ

間違えることを恐れずに積極的に中国語で話しかけてください.それが上達への近道です.欠席·遅刻はしないこと(特に第一回目はガイダンスなので必ず出席すること).週一回のみの履修不可なので再受講希望者は要注意.

到達目標

1.正確な発音と基礎文法を身につけることを目標とします.

授業の計画

1.ガイダンス
2.発音の基礎1
3.発音の基礎2
4.1課
5.2課
6.3課
7.4課
8.中間試験
9.5課
10.5課(続)・6課
11.6課(続)
12.7課
13.7課(続)
14.復習・予備
15.期末試験
16.総括授業

成績評価の方法

教員二名がそれぞれ別個に評価し,合算して最終的な評価を決定します. (田中)の評価方法: 平常点約15%,中間試験約35%,及び期末試験約50%を合計して評価します.

再試験の有無

教科書

楊凱栄,張麗群『身につく中国語』(白帝社,2009),2520円.辞書については授業で指示する(必ず購入すること).

連絡先

田中(総合科学部1号館2320号, 088-656-7115, tomoyuki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: いちおう木曜の13∼14時とするが,随時質問·相談可.研究室は4号館404.