2010年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

ドイツ語 / ドイツ語入門

German / Introductory German

平成19年度以前の授業科目:『ドイツ語入門』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『ドイツ語入門 / ドイツ語入門』

准教授・今井 晋哉

1単位

 月(9.1) 工(光1年)

授業のタイプ

講義および演習

授業の目的

本科目は,初めて第二外国語を学ぶ学生が,ドイツ語の基礎を日常的会話表現に重点を置きながら学習し,また学習したことを用いて,ドイツ語によって表現する初歩的能力を習得することを目的としている.また,併せて現代ドイツ事情についても,少々紹介してみたい.この授業を通じて,英語圏以外の外国文化に触れることにより,受講生の皆さんの視野が少しでも広がれば,と考えている.

授業の概要

この授業では,日常生活上の具体的な場面に即したドイツ語の会話表現やテキストを理解するとともに,学習したことを用いて,ドイツ語によって表現する演習を重点的に行いたい.具体的には,パートナーとの練習をも交えた基本文型の学習,関連基本語彙や初級文法の基礎の学習,テキストの読解,教科書付属のCD/DVDを用いた聞き取り練習,口頭あるいは筆記によるドイツ語の表現練習などを授業時に,あるいは家庭学習としてやってもらい,毎回できるだけ多くの受講者にその成果を発表してもらおうと考えている.また,各種のヴィデオなどを用いながら,現代ドイツ事情についても,少々紹介したい.

キーワード

対話文,初級文法,テキストの読解,現代ドイツ事情

受講者へのメッセージ

せっかく新しく学習する外国語の科目なのだから,ドイツ語とドイツの社会や文化に対する好奇心をもって積極的な姿勢で受講してほしい.単に出席しているだけでは,あまり意味はない.毎回指示される家庭学習も怠らないように.なお,初回の授業時に指定の教科書を必ず持参すること.

到達目標

1.日常的な場面に即してドイツ語の基礎を理解し,また初歩的なドイツ語の表現能力を習得すること.
2.現代ドイツの社会や文化に関心をもち,その一端を理解すること.

授業の計画

1.以下は,各回でとりあげる場面や関連文法項目などを示している.なお,以下の計画は暫定的なものであって,実際の授業の進行によっては,変更もあり得る.詳しいことは授業時に説明する.
2.第1回: ガイダンス∼教科書,授業の進め方,家庭学習などについての説明
3.第2回: アルファベート,辞書の紹介
4.第3-4回: 発音とつづり字の読み方
5.第5-6回: ドイツ語のあいさつ,数字など
6.第7-9回: ベルリンに到着!(動詞の現在人称変化,seinとhabenの変化,動詞の位置)
7.第10回: コラム∼活気あふれる首都ベルリン
8.第11-13回: パン屋さんで(名詞の性,名詞の格変化)
9.第14回: コラム∼こだわりのドイツパン
10.第15回: 期末試験
11.第16回: 総括授業

成績評価の方法

平常点(=授業中の発表や教員とのやりとりに対する評価),中間的小テスト,期末試験による.平常点の比重が全体の2割程度を占めることになるであろう.

再試験の有無

行う場合もある.

教科書

清野智昭『ドイツ語の時間』(文法補足集付き)[CD/DVD付き](朝日出版社, 2007年)[¥2,600+税].

参考書

プリント教材·資料を配付する場合もある.

連絡先

今井(1319, 088-656-7139, shi-imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 14:30-16:00