人間と生命 / 学びの心理学
Humanity and Life / Psychology for Learning
平成19年度以前の授業科目:『人間と生命』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『人間と生命 / 学びの心理学』
教授・川野 卓二
2単位
水(3.4) 全授業の目的
あなたは「大学で学ぶ」方法は,これまでと同じ方法でよいと思っていませんか.多くの学生にとって大学は最終学歴になるはずです.卒業して社会に出て行く前に,卒業後も役に立つ「学ぶ方法」を学んでおくことは大切なことだと思います.この授業では,自分自身の学びを分析し,自分を理解することを通して生涯学習社会における自己の学びについて考えることを目的とします.
授業の概要
学習心理学・教育心理学の基本概念を学び,大学での自らの学びにそれらを適用する方法を探ります.心理検査等を利用して,自分自身のラーニングスタイルを理解し,それに基づいた学習方法を実践し,その結果を報告することが求められます.また,他者の学習を援助することを通じて自分自身の学習を促進することも学びます.
キーワード
大学での学び,ラーニングスタイル,構成主義的理解
受講者へのメッセージ
第1回目のオリエンテーションに必ず出席してください.グループ分けをします.
到達目標
1. | 自己のラーニングスタイルが理解ができる. |
2. | 生涯学習社会を生きるための学習習慣を確立する. |
3. | 学んだことを分かりやすく他者に伝えることによって学びを定着させる. |
授業の計画
1. | オリエンテーションおよびグループ分け検査 |
2. | 時間管理 |
3. | ラーニングスタイル |
4. | 学習理論:古典的条件づけ |
5. | 学習理論:オペラント条件づけ |
6. | 学習理論:社会的学習理論 |
7. | ノートのとり方 |
8. | テキストの読み方 |
9. | 学習グループ,レポート |
10. | パソコンの利用 |
11. | インターネット,図書館の利用 |
12. | 課題,テスト,オフィスアワー |
13. | グループ発表,全体発表,発表評価(1) |
14. | グループ発表,全体発表,発表評価(2) |
15. | グループ発表,全体発表,発表評価(3) |
16. | 全体の評価と解釈,まとめ |
成績評価の方法
まとめノート,学びのルーブリック,グループ発表(以上,必須), 課題分析レポート,発表評価などによって総合的に評価する.
再試験の有無
なし
教科書
世界思想社編集部(編)(2008)「大学生 学びのハンドブック」 世界思想社 1,300円
参考書
参考書等は,適宜紹介します.
WEBページ
連絡先
川野(088-656-7282, kawano@cue.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 前期: 月·火·水曜日 12時10分∼12時40分 場所:川野研究室 (6号館2階)