2010年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(前期)

歴史と文化 / ビジュアルコミュニケーション

History and Culture / Visual Communication

平成19年度以前の授業科目:『歴史と文化』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『歴史と文化 / ビジュアルコミュニケーション』

教授・石井 健二

2単位

 木(3.4) 全

授業のタイプ

講義および演習

授業の目的

視覚表現の原点を探り,視覚,聴覚,臭覚,触覚,味覚等の五感の持つ意味を考える.なお社会(あるいは学問体系)における同授業を受ける意義とかその必要性,あるいは,同授業の社会における立ち位置等について,私自身が考えていることを書いておきたい.現代社会は外国文化との接触・交流の密度が増し,広い意味での異文化理解についての深い勉強を大学生活の中で積極的に行うことが,どのような分野を専攻しようとしている学生にとっても,極めて大切である.この授業は,そのような意味においても大変有益であり,又,多様なビジュアルコミュニケーションを最初に書いたような趣旨で学生時代に学ぶことは,どのような研究分野を目指している学生にとっても,直接的にも間接的にもプラスに働くことが多いのではないかと思っている.

授業の概要

人間の持つ五感を通したビジュアルコミュニケーションについて講義する.

キーワード

五感による表現,視覚伝達

受講者へのメッセージ

講義は総合科学部マルチメディアA棟1階芸術講義室にて行う.2010年度は,木曜日の前期3·4講時に開講する.教養科目の単位となります.30人で締め切る.視覚伝達に興味関心のある意欲的な学生を望む.

到達目標

1.五感による表現について認識を深める.
2.視覚表現の原点を探る.

授業の計画

1.視覚表現の可能性について検討する.
2.受講生による発表を中心に授業を進める.
3.視覚のビジュアル表現
4.視覚のビジュアル表現(グループで検討)
5.聴覚のビジュアル表現
6.聴覚のビジュアル表現(グループで検討)
7.臭覚のビジュアル表現
8.臭覚のビジュアル表現(グループで検討)
9.触覚のビジュアル表現
10.触覚のビジュアル表現(グループで検討)
11.味覚のビジュアル表現
12.味覚のビジュアル表現(グループで検討)
13.銀塩による画像伝達について
14.非銀塩による画像伝達について
15.レポート提出の締め切り
16.総括授業

成績評価の方法

授業への取り組み状況,レポート及び出席状況などにより総合的に評価する.

再試験の有無

行わない.

教科書

講義の中でテーマ毎に紹介する.

参考書

講義の中で配布する.

連絡先

石井(マルチB-203, 088-656-7165, ishii@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 木曜日昼休み