英米言語研究Ⅲ
准教授・山田 仁子
2単位
目的
言語には,人間の世界の捉え方が反映している事を理解させる.
概要
認知言語学入門
キーワード
英語学,認知言語学
先行科目
注意
受動的に学ぶというより,自ら新しい真実を発見しようという態度を期待します.
目標
1. | 日頃,無意識に使っている「ことば」を認知言語学という新たな視点から見直し,これまた無意識に働いている「認知システム」を知る手がかりとなる言語資料を,自ら収集,分析できるようになることを目標とする. |
計画
1. | イントロダクション/認知言語学とは何か |
2. | 第8章 可算名詞と質量名詞 |
3. | 第8章 練習問題 |
4. | 第6章 メンタル・スペース 第一回 |
5. | 第6章 メンタル・スペース 第二回 |
6. | 第6章 練習問題 |
7. | 第7章 言語変化 第一回 |
8. | 第7章 言語変化 第二回 |
9. | 第7章 言語変化 第三回 |
10. | 第7章 練習問題 |
11. | 第9章 動詞の完了用法と未完了用法 |
12. | 第9章 練習問題 |
13. | 受講生の発表 |
14. | 〃 |
15. | 発表からレポートへまとめるにあたって |
16. | レポート提出 |
評価
授業参加の態度や発言,学期末の発表とレポートにより,評価する.
再評価
学期を通しての積極的な授業参加や課題の提出等の条件を満たしている場合にのみ,再評価も可能とする.再評価にあたっては,各自の問題点を話し合ったうえで課題を課す事になる.
教科書
デイヴィッド・リー著 『実例で学ぶ認知言語学』 (大修館書店)
参考資料
ジル・フォコニエ『メンタル・スペース』(白水社)
松本曜『認知意味論』 (大修館書店,2003年)
山梨正明 『認知文法論』 (ひつじ書房,1995年)
大堀壽夫 『認知言語学』 (東京大学出版会,2002年)
山梨正明 『認知構文論』 (大修館書店,2009年)
連絡先
山田(hitokoy@yahoo.co(no-spam).jp)
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