スポーツ社会学
教授・佐藤 充宏
2単位
目的
地域における身体活動である住民の健康体力づくりやスポーツ行動に注目し,人間のWell-beingという視点から,「人間-身体活動(スポーツ)-社会」の関係を探求する.また,地域の健康文化の振興や住民のスポーツクラブの育成といった継続的な健康体力づくりをねらいとしたコミュニティ設計の意義や問題点について理解し,住民利用者の運営参加と合意による健康体力づくり事業の推進のあり方について学習する.
概要
地域の健康体力づくりやスポーツと豊かな暮らし「Well-being」の社会基盤整備の仕方を理解する
目標
1. | 地域のスポーツ振興に対する社会基盤整備について理解する |
計画
1. | 人間存在とからだと文化 |
2. | 文化としてのスポーツとワーク/ワイフ・バランス |
3. | 地域における子どもの運動遊びと体力問題・スポーツ環境問題 |
4. | 運動部と地域スポーツの深い絆 |
5. | 競技スポーツと企業とメディア |
6. | 見るスポーツとアニメと若者文化 |
7. | 見るスポーツとメディアスポーツの盛隆 |
8. | 見るスポーツと地域の活性化 |
9. | 健康体力づくり政策①:スポーツ振興法とスポーツ振興基本計画 |
10. | 健康体力づくり政策②:健康増進法と健康日本21,そして運動施策 |
11. | 地域の健康生活の変動と総合型地域スポーツクラブ育成事業の推進 |
12. | 住民の自立と責任を求められる「健康なまちづくり」の選択と行動 |
13. | 地域活動を支えるスポーツボランティアとNPO法人 |
14. | 地域の健康文化としてのコミュニティデザインと行政支援 |
15. | 住民参加と合意形成による健康体力づくり計画へ |
評価
試験(80%)と課題レポート(20%)
再評価
再評価は追加課題レポートの提出を求める.
教科書
適宜,資料を配布する
連絡先
佐藤(088-656-7207, satom@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)