資源循環工学
目的
都市と自然環境を循環する水の質と量を制御する自然および人工的な施設の役割と仕組みに関する知識を得る.また,自ら環境に配慮した生活を考え,行動する.
概要
都市と自然環境を循環する水の量的・質的な変化を把握するための方法,および人工的な浄化施設の役割としくみを学ぶ.また,水資源を利用する際の利便性と環境への影響について考え,自ら環境に配慮した生活を実践し,その効果を検証する.
キーワード
水環境,水質,上水道,下水道,生態系,環境家計簿
注意
なし
目標
1. | 都市と自然環境を循環する水の質と量を制御する自然および人工的な施設の役割と仕組みを説明することができる(授業計画2-13回,15-16回) |
2. | 自ら環境に配慮した生活を考え,行動し,環境家計簿を用いて評価する.(授業計画1,14回,レポート) |
計画
1. | ガイダンス,グループ学習の課題について |
2. | 徳島の水環境(復習レポート1) |
3. | 水質の評価項目(1):溶存酸素,pH(復習レポート2) |
4. | 水質の評価項目(2):有機物(復習レポート3) |
5. | 水質の評価項目(3):にごり(復習レポート4) |
6. | 水質の評価項目(4):窒素,リン(復習レポート5) |
7. | 水質の評価項目(5):富栄養化(復習レポート6) |
8. | テスト1(復習レポート7) |
9. | 下水道(1):役割,構成(復習レポート8) |
10. | 下水道(2):浄化方法(復習レポート9) |
11. | 上水道(1):法律,構成(復習レポート10) |
12. | 上水道(2):浄水方法(復習レポート11) |
13. | 水質予測手法(復習レポート12) |
14. | グループ学習課題発表会(復習レポート13) |
15. | テスト2(復習レポート14) |
16. | テストの解説,総括 |
評価
目標①:テスト1と2(50点),目標②:環境家計簿(50点) 評価:目標①と②が6割以上で合格,かつ目標①と②の合計点を本科目の評点とする
教科書
新版 環境工学 (住友恒ら,理工図書)
参考資料
環境白書
連絡先
山中(総合研究実験棟(エコ棟)504号室, 088-656-7334, yamanaka@eco.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日,14:35-17:50
備考
1. | 使用した資料などは適宜u-Learningに掲載する |
2. | 止む無く欠席する場合は,事前に山中教員まで必ず連絡すること. |