自然と技術 / ゼミナール「自動分析とフロー分析」
Science and Technology / Automated analysis and flow analysis
平成19年度以前の授業科目:『自然と技術』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『自然と技術 / ゼミナール「自動分析とフロー分析」』
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部生体情報薬科学部門分子情報薬学講座薬品分析学分野 教授・田中 秀治
2単位
金(7.8) 全授業のタイプ
講義および演習
授業の目的
臨床分析や環境分析の分野では,非常に多数の,そしてしばしば危険な試料の分析を行う必要がある.この目的のためには,分析操作の各過程を自動化し,さらには流れ系の中で連続して行うことが有効である.本ゼミナールでは,このような背景のもとで発展してきた自動分析とフロー分析の概要と応用について学ぶことを目的とする.
授業の概要
前半では,コンピュータを利用した分析データの取得と分析装置の制御に関する基礎的事項について学習する.後半では,各種自動分析法・フロー分析法について,その原理,方法論,応用について学習する.
キーワード
分析化学,自動分析,フロー分析,計測と制御,ディジタル信号処理
到達目標
1. | 分析データの取得と分析装置の制御に関する基礎的事項について理解する |
2. | 自動分析・フロー分析に関する基礎的事項を理解する |
授業の計画
1. | コンピュータへのデータの取得 |
2. | 標本化定理 |
3. | 周期信号の取扱 |
4. | 周波数解析1 |
5. | 周波数解析2 |
6. | 課題発表会1 |
7. | 課題発表会2 |
8. | 分析法の自動化 |
9. | 各種フロー分析法 |
10. | フローインジェクション分析法 |
11. | フローレイショメトリー |
12. | 振幅変調フロー分析法 |
13. | 研究紹介(スライドショー) |
14. | 課題発表会3 |
15. | 課題発表会4 |
16. | 総括 |
成績評価の方法
出席状況,課題発表,学習態度を総合的に判定する.
再試験の有無
再評価は行わない
教科書
必要に応じてプリントを配布する.
WEBページ
連絡先
田中(教授室, 088-633-7285, htanaka@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月∼金の8:30∼12:00,13:00∼17:30