歴史と文化 / 20世紀後半の中国
History and Culture / 20th Century China II
平成19年度以前の授業科目:『歴史と文化』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『歴史と文化 / 20世紀後半の中国』
准教授・荒武 達朗
2単位
月(1.2) 全授業の目的
本授業では20世紀後半の中国史，日中戦争の終結，内戦，中華人民共和国成立以降の歴史を講義する．歴史事項の暗記につとめるのではなく，個々の歴史事項が歴史的文脈の中でどういう意味を持っているのかを「考察」していきたい．
授業の概要
下の授業の計画を見よ．
受講者へのメッセージ
授業開始直後などに出席をとる．睡眠や内職は認めない．携帯電話の使用はもってのほかである．遠慮無く叱り付けるので，心して授業に取り組まれたい． なお，近年ノートすらもとらない学生がいるが，このような態度で単位を得ることは出来ない．例年，登録者の3割は単位を取得できない．
到達目標
| 1. | 我々にとっても極めて重要な中国近現代史のアウトラインを理解する． |
授業の計画
| 1. | 以下の項目の順番に沿って授業を進める． |
| 2. | 1945年 日本との戦いの終わり |
| 3. | 中国共産党と中国国民党の内戦 |
| 4. | 1949年 中華人民共和国成立と初期の方針 |
| 5. | 1950-53年 朝鮮戦争と中国 |
| 6. | 1950年代後半 農業集団化と大躍進の失敗 |
| 7. | 1960年代前半 調整期の経済:動乱の予感 毛沢東と劉少奇 |
| 8. | 1966-76年 文化大革命期:毛沢東の権力闘争 |
| 9. | 1966-76年 文化大革命期:新たな時代の胎動 |
| 10. | 1970年代前半 国際社会への復帰 |
| 11. | 1978年∼ 改革開放時期の政治と社会 |
| 12. | 21世紀初頭の中国 |
| 13. | (一回の授業で語り尽くせぬ場合には，次の回へと順延していく．) |
| 14. | (テスト) |
| 15. | (総括授業) |
成績評価の方法
小テスト(40点)，期末試験·レポート(60点)
再試験の有無
無
教科書
教科書はプリントを準備する．参考書などは追って指示する．
WEBページ
連絡先
荒武(2312, 088-656-7148, aratake@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 授業日の8時20分から．直前の場合は教室で．早起きすること．
備考
内容を変更する場合もある．その場合は掲示にて通知する．