ケアシステム論
Introduction to Health Care Systems
目的
看護の対象となる人々のためのケアシステムについて理解する.
概要
人々がどのような社会(家庭·地域·学校·職場等)システムの中で生活しているのかを理解することは,看護の対象となる人々を理解するために重要である.ケアシステムを構成する基礎概念および医療と社会との接点で生じている問題や課題,またそれらを理解するための原理やモデルについて教授する.
キーワード
生活の質,健康,看護介入
先行科目
注意
全ての分野に共通する内容であるが授業回数は少ないので自己学習すること.
目標
1. | ヘルスケアシステムを理解する |
計画
1. | 地域ケアシステムの概念 |
2. | 地域ケアシステムの発展過程 |
3. | 地域ケアシステム構築に必要な概念・要素 |
4. | 〃 |
5. | 地域ケアシステムと保健師活動 |
6. | ネットワークの形成 |
7. | 地域保健法による地域ケアコーディネーション |
8. | 関係機関との協働 |
9. | 連携会議の企画運営 |
10. | 〃 |
11. | 地域ケアシステムの展開 |
12. | 在宅看護の制度とシステム |
13. | 〃 |
14. | チームケア |
15. | まとめ |
評価
講義内容に関連したレポート,出席状況および授業態度により総合的に評価する.
教科書
標準保健師講座 1巻,2卷,3巻(医学書院)(購入済)
参考資料
Kevin Corcoran編著,永峰勲,谷岡哲也ほか監訳:『精神保健に問題を抱える人への介入の構造化;効果的な実践のために』西日本法規出版2005年
真野元四郎,谷岡哲也他編著:『続:精神障害のためのヘルスケアシステム』ふくろう出版2003年
田村誠著:『保健医療福祉システム入門』医学書院2004年
連絡先
多田(保健学科棟3階, 088-633-9033, tada@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日16:00-18:00
備考
選択科目ですが保健師国家試験に関連する科目ですので多数履修してください