2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士前期課程

学校保健学特論II

教授・郷木 義子

2単位

目的

学校保健領域における養護実践のあり方を理解し,実践事例における養護活動の構造を論理的に説明することができる.

概要

学校保健領域において,今後養護教諭が取り組むべき課題を明らかにし,児童・生徒の健康課題について,実践事例をもとに,望ましい健康教育の方法について概説する.

注意

教員の免許状取得の為の必須科目

計画

1.教育,養護,看護,福祉における支援論と専門性論
2.子どもが生活する環境
3.健康支援におけるインフォームドコンセント,プライバシーの保護
4.保健室の機能と子どもの健康支援
5.教育活動としての健康相談活動の意義と構造
6.健康相談活動に発展する児童・生徒の行動と社会現象
7.健康相談活動の評価
8.実践事例検討の方法と意義
9.実践事例の検討1
10.実践事例の検討2
11.実践事例の検討3
12.実践事例から見える養護教諭の専門性と必要な資質,能力
13.養護活動の場面と養護教諭
14.実践事例のなぜ?から研究課題へ
15.まとめ

評価

各テーマに関するプレゼンテーション,レポート,授業への貢献度を総合的に評価する

教科書

なし

参考資料

受講生または教員が適宜資料を配付する

連絡先

郷木(gohgi@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)