2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士前期課程

ストレス緩和ケア看護学特論Ⅱ

Stress Coping and Palliatived Care Nursing 2

教授・雄西 智惠美, 准教授・森 恵子, NTT東日本関東病院・小澤 桂子

2単位

目的

がんの診断と治療過程で患者・家族が遭遇する病名告知・予後告知,診断,治療に伴う複雑な問題に対するアセスメントと援助方法の開発について探求する.また,がんチーム医療における看護の専門性と援助方法について理解を深める.

概要

がん患者とその家族が,がんの診断・治療過程で抱える複雑で対応が難しい様々な問題に関して,適切にアセスメントしエビデンスに基づく援助方法の開発につながるよう講義と事例分析と通して学習を深める. また,がんチーム医療におけるがん患者・家族に対する看護の専門性と援助について,MDアンダーソンのプログラムを通して教授する.

キーワード

意思決定,告知,アセスメント,がん治療過程,援助開発,エビデンス

計画

1.1回:がん看護専門看護師に期待される看護援助力 (雄西)
2.2回:がんの診断過程における複雑な問題と援助方法の開発(雄西)
3.3回:告知・予後告知に関する複雑な問題とアセスメント (雄西)
4.4回:告知・予後告知に伴う患者・家族への援助方法の開発(雄西)
5.5回:治療の意思決定に関する複雑な問題とアセスメント (雄西)
6.6回:治療の意思決定に伴う患者・家族への援助方法の開発(雄西)
7.7回:手術療法に関する複雑な問題とアセスメント (森)
8.8回:手術療法に伴う患者・家族への援助方法の開発 (森)
9.9回:化学療法に関する複雑な問題とアセスメント (小澤)
10.10回:化学療法に伴う患者・家族への援助方法の開発 (小澤)
11.11回:放射線療法に関する複雑な問題とアセスメント (森)
12.12回:放射線療法に伴う患者・家族への援助方法の開発 (森)
13.13回:がんチーム医療における看護の専門性と援助力 (森)
14.14回:がんチーム医療における看護の援助方法の探求 (森)
15.15回:課題発表(がんCNSとしての看護援助力と課題)(雄西・森)
16.まとめ 試験

評価

授業への参加度・プレゼンテーション(70%),レポート(30%)で評価

教科書

指定無し

参考資料

随時紹介

連絡先

雄西(088-633-9026, conishi@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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