2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用検査学領域 博士前期課程

生体機能解析学演習

Seminar in Chronomedicine

教授・齋藤 憲

4単位

目的

生体リズムや概日周期に関する文献講読や議論を通じて,各種臨床病態における自律神経の関与について考察すると共に,ホルター心電図のデータを利用して,周波数解析等による心拍変動解析を実践し,不整脈の日内リズムや種々の疾患に対するストレスや自律神経の影響を検討する.

概要

演習

目標

1.ホルター心電図を利用した周波数解析等による心拍変動解析より,不整脈の日内リズムや種々の疾患に対するストレスや自律神経の影響を検討できる医療技術者の育成をめざす.

計画

1.ホルター心電図の記録法,解析法
2.心拍変動解析演習(時系列解析)
3.心拍変動解析演習(周波数解析)
4.心拍変動解析演習(べきスペクトルの解析)
5.心拍変動解析演習(ローレンツプロット解析,ほか)
6.心拍変動のサーカディアンリズム
7.各種病態と心拍変動,サーカディアンリズム(文献講読)
8.レポート

評価

レポート,演習態度等により評価する.

参考資料

齋藤 憲,大塚邦明ほか:ホルター心電図(医学出版社)

大塚邦明:時間医学とヤヌス医学(メディカルレビュー社)

連絡先

齋藤(088-633-9064, saito@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日午後(15:00-17:00)