2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用検査学領域 博士前期課程

生殖補助医療学特論

Artificial Reproductive Technology

教授・安井 敏之, 准教授・梅野 真由美

2単位

目的

精子,卵子ならびに胚の形態,特性および形成発育過程を理解するとともに,生殖補助医療を実施するために必要な培養法,凍結保存法,顕微授精法に関する基礎知識を修得する.

目標

1.精子,卵子ならびに胚の形態,特性および形成発育過程を述べることができる.生殖補助医療を実施するために必要な培養法,凍結保存法,顕微授精法に関する基礎知識を理解している.

計画

1.卵子の形態と特質
2.卵子の形成過程と細胞周期
3.精子の形態と受精能獲得
4.受精過程
5.胚の初期発生
6.全能性と分化
7.精子の培養法
8.採卵法と成熟卵の形態
9.体外受精法
10.精子と卵の凍結保存
11.胚の凍結保存法
12.顕微授精法
13.卵の体外成熟培養
14.卵の人工的活性化
15.無精子症に関する遺伝子検査
16.試験

評価

口頭試問

再評価

再試験を実施する

教科書

生命の誕生に向けて 生殖補助医療 胚培養の理論と実際 日本哺乳動物卵子学会編 近代出版

参考資料

新しい生殖医療技術のガイドライン 日本不妊学会編 金原出版

連絡先

安井(yasui@clin.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
梅野(088-633-9067, umeno@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)