2011年度 工学部 建設工学科 夜間主コース — [選択] 4年(前期)

建築法規

Introduction of Building Code

目的

使いやすく,かつ安全な建築物に関する諸基準が定められた建築関連法規は,建築技術者が身につけるべき重要な知識である.本講義では,建築基準法およびその関連法規に関する基礎的知識を講述する.

概要

時間数の関係から,建築基準法を単体規定,集団規定に分け,最低限知っておくべき知識に限定して講述する.また,建築士法など関連法規および,運用のための制度規定についてもその概要を講述する.

キーワード

法律,建築基準法,建築士法

目標

1.建築基準法とその関連法規について基礎的内容を理解する

計画

1.ガイダンス,建築関連法規とは,建築基準法 総則(面積,高さ,階数算定方法など)
2.建築基準法 単体規定1(居住環境)
3.建築基準法 単体規定2(構造計算,構造仕様)
4.建築基準法 単体規定3(防火,設備)
5.建築基準法 集団規定1(道路と敷地,用途規制)
6.建築基準法 集団規定2(規模,高さ,日影,形態規制)
7.建築関連法規(ハートビル法,建築士法など)
8.試験

評価

出欠状況,試験,レポートで評価し,60点以上を合格とする.

参考資料

イラストレ-ション建築基準法:高木任之(著),学芸出版社,2008年

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.