コンピュータ回路
Computer Circuits
准教授・四柳 浩之
2単位
目的
電子計算機のハードウエアについて学ぶ
概要
コンピュータ内部での情報の表現法,記憶法,処理法ならびにそれを実現する回路(論理回路と呼ばれている)について講義する.
キーワード
コンピュータ,ディジタル回路,論理関数
関連科目
要件
「電子回路」,「ディジタル回路」の講義内容と関係が深いので,それら2つの科目を受講しておくこと.
目標
1. | コンピュータの内部構成要素とその機能を理解する(授業計画1~15および定期試験による) |
2. | コンピュータにおける情報の表現法を理解する(授業計画2~5および定期試験による) |
3. | コンピュータでの計算法を理解する(授業計画5~12および定期試験による) |
4. | コンピュータ回路の設計法を理解する(授業計画1~15および定期試験による) |
計画
1. | コンピュータ開発の歴史 |
2. | コンピュータ内での情報の表現法 |
3. | 基数変換 |
4. | 負数・実数の表現 |
5. | 2進数の加減算 |
6. | 論理関数 |
7. | 論理関数の簡単化 |
8. | 順序回路 |
9. | コンピュータの基本構成 |
10. | コンピュータの動作原理 |
11. | 制御装置 |
12. | 演算装置 |
13. | 記憶装置 |
14. | 入出力装置 |
15. | 質問・総括 |
16. | 定期試験 |
評価
試験80%,平常点20%(レポート等)として評価し,全体で60%以上で合格とする.
JABEE関連
(D)専門基礎30%,(E)[主目標]専門分野(知能電子回路)70%
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
黒川,半谷ほか,「コンピュータ概論」(コロナ社)
その他,講義資料を別途配布する
参考資料
浅川毅,「基礎コンピュータシステム」(東京電機大学出版局)
樹下他「VLSIの設計II」(岩波書店)
藤原秀雄「ディジタルシステムの設計とテスト」(工学図書)
連絡先
四柳(E棟3階南 D-3, 088-656-9183, yanagi4@ee.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水・金17:00∼18:00
備考
1. | 計算機工学関係のゲストスピーカーによる講義を含むことがある. |
2. | 授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である. |