2011年度 工学部 光応用工学科 昼間コース — [必修] 1年(前期)

電気磁気学1

Electricity and Magnetism 1

教授・後藤 信夫

2単位

目的

力学とならぶ古典物理学の柱である電磁気学を平易に講義し,身のまわりの電気的·磁気的現象や材料物性を理解する上での基礎を解説する

概要

下記講義計画に従い,電気磁気学で必須のベクトル解析の基礎を解説し,クーロンの法則,ガウスの法則,静電誘導,微分形による法則の表示,静電エネルギー,オームの法則を講義する.

キーワード

電磁場,電磁誘導

注意

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.

目標

1.ベクトル解析を理解する
2.電界の概念とクーロンの法則を理解する
3.ガウスの法則を理解する
4.電場とエネルギーの概念を理解する

計画

1.ベクトル解析
2.電荷と電界
3.クーロンの法則
4.ガウスの法則
5.導体と電位
6.誘電体
7.コンデンサー
8. 〃
9.電界の発散
10.ラプラスの方程式
11.電界のエネルギー
12.オームの法則
13.電気回路1
14.電気回路2
15.ジュール熱
16.定期テスト

評価

講義に対する理解力の評価は講義への参加状況,小テスト,レポートやノートの講義への取り組み状況により総合的に行う.平常点と試験の成績とを3:7の比率で評価する.全体で60%以上で合格とする.

JABEE合格

単位合格と同一とする.

JABEE関連

A

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

山口昌一郎著,基礎電磁気学(改訂版),電気学会

参考資料

適時紹介する.

連絡先

後藤(光応用棟4階408, 088-656-9415, goto@opt.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 8:30-17:00

備考

講義の単元が終わるごとに小テストやレポートを課す. これらにより,各授業項目の達成度を評価する.