学びの技
Skills for Self-Learning
目的
大学における専門科目の履修に必要な基礎的な学習スキルを理解するとともに,自ら実践できる基礎的能力を身につける.
概要
本講は以下の3 内容で構成される.(1) 学習を支援するための図書・行政資料・インターネット資料などの利活用方法について講述と体験学習を行う.(2) 地域フィールド情報を調査・分析・整理するための方法を説明し,基礎的能力を養成する体験学習を行う. (3) 整理した資料を適切に文章化し,レポーティングする方法について説明し,その基礎力を養う体験学習を実施する.
キーワード
資料調査法,フィールド調査法,図書館·Web利用法,レポート作成法
要件
なし
注意
全学共通科目「大学入門講座」に引き続いての学習となる.
目標
1. | 地域フィールド情報を調査・分析・整理するための方法について基礎的能力を習得する.(2-3回) |
2. | レポートの内容・構成を把握し,レポートの読解方法および書き方を習得する.(4-5回) |
3. | 図書・行政資料・インターネット資料などの利活用方法について基礎的能力を習得する.(6-8回) |
計画
1. | 授業目的,内容,授業計画,大学での学び方の基礎(配布資料) |
2. | 現地踏査の方法,地域フィールド情報の読み方(地形図の基礎) |
3. | 地形図の入手,読図 演習レポート |
4. | 読みやすい文章構成,分かりやすい文章の書き方 |
5. | レポートの読解,構成の把握 演習レポート |
6. | 資料収集学習:資料収集とその整理方法 ―図書・雑誌検索 |
7. | 資料収集学習:資料収集とその整理方法 ―書籍をよみ,まとめる |
8. | 資料収集学習:資料収集とその整理方法 ―インターネット活用 |
評価
到達目標1,2,3の達成度はそれぞれ演習レポート評点により評価し,評点≧60%を当目標のクリア条件とする.すべての到達目標をクリアした場合を合格とし,成績は,到達目標1∼3の評点の重みをそれぞれ30%,40%,30%として算出する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
必要に応じて講義時にプリントを配布する.
参考資料
徳島大学工学部:「学びの技」はじめの一歩.
江下雅之:レポートの作り方,中公新書(No.1718).
木下是雄 :理科系の作文技術,中公新書 (No.624).
連絡先
山中(A410, 088-656-7350, yamanaka@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示板を参照のこと
真田(建設棟 A411, 088-656-7578, sanajun@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること.
備考
授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.